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エル・ニッコール その性能と特徴

写真工業昭和49年5月臨時増刊「ニコンテクニカルマニュアル」には表題の記事が掲載されておりました。
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それには当時現行だった10種類のエルニッコールの簡単な特徴などが記されており、今でもそれらを引き伸ばしは勿論、接写レンズなどに転用して使っている方も居られることでしょうから、多少なりとも参考になると思います。
私も今は暗室に入ることは無いのですが、50mm~135mmの引き伸ばしレンズはアダプターを介して、接写用として使っています。


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コメント

私が初めて使った引き伸ばしレンズはこのタイプのエル・ニッコールの50ミリF2.8でした。

このタイプのエル・ニッコールの50ミリF4を見ると、鉄道写真の世界で有名な人で、勤務先がペンタックスで後にペンタックスの重役になられた方と一緒に鉄道写真を撮っていた方が撮影地で会った時、当時モヤ・タクと呼ばれていたスーパータクマーでシャープな描写をする方法を聞いたときの話が雑誌に掲載されていたのを思い出します。

フィルムをトライXに変えて、エル・ニッコールの50ミリF4を使うと良いとゆうものでした。

私の持っているエル・ニッコール50ミリF2.8は昭和40年代初期のもので、保証書の他に海外に持ち出せるカメラとレンズ、8ミリの制限と制限を超えるときの説明書が入っていました。

この写真工業の増刊号が出た頃は、日本の技術者が欧米の工場の視察するときカメラを持って行ったことがあり、「眼鏡をかけてカメラを持っていたら、日本人と思え」と当時の欧米先進国の日本人を揶揄した言葉を思い出します。

まあいまでは視察先の工場にカメラ持っては絶対入れませんね。
これによって日本人技術者は欧米先進国の工業技術を手に入れることができ、現在、半導体のウェハーをカットするカッターのシェアの9割を握っているメーカーもドイツのメーカーの技術者がカメラを持って工場見学をしたとき、製造技術を持ち出されたこともあり、いまではどこの工場でも撮影禁止になってますね。

カメラどころか工場を出るときは社員といえども、フロッピー(いまはないですね)、CD-R、コピーをもっていないか守衛所でチェックされますね。
何しろ納品の運送業社のトラックまでチェックを受けるのですから。

投稿: ガタピシ | 2009年11月 3日 (火) 15時46分

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