外部露出計連動
偶然でしょうか、両社ともメーター(露出計)を付けたフラッグシップカメラの広告です。
しかも、双方メーター完全連動を謳っています。
まあ、完全連動とはいえ、カメラ側のシャッターとのみの連動で、絞りとは連動はしませんので、広告に偽り有といえそうですが、当時はあと付での連動露出計自体が少なく、更にシャッターも、当時採用機種が少なかった等間隔目盛の一軸不回転シャッターでないとシャッター側との連動は難しかった事から上のような文言が入ったのでしょう。
話は少しそれますが、広告にあるキヤノン6Lの有効基線長65ミリは変倍ファインダーを約1.5倍の高倍率側にした数値で、等倍時は確か42ミリ程度だったと思います。
一方ニコンSPは等倍のみですが基線長は59ミリ程でした。
因みにこの年の3月と言えば、日本光学からニコンFの発表があった月でもあります。
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