« ライカM3、ニコンSPのライバルになれなかった ミノルタスカイ | トップページ | カメラ年鑑 広告 »

ニコンS2カタログ 英語版

ニコンS2の現地での発行による英語版カタログの表紙です。
1s
これは日本国内でのカタログの半分程度の大きさでしたが、内容は濃く、表紙・裏表紙合わせて32ページのものでした。

2s
ニコンS2からレバー巻上げ、クランク式巻き戻しが採用されました、上はレバー巻上げ、焦点調節、シャッターレリーズを右手一本での迅速撮影が可能なことをアピールしているページですが、このような内容は以前紹介しました日本語のカタログには見られませんでした。

|

« ライカM3、ニコンSPのライバルになれなかった ミノルタスカイ | トップページ | カメラ年鑑 広告 »

Nikon RF Camera」カテゴリの記事

コメント

英語版のカタログとか説明書には実践的な写真や図を示して、判りやすく説明している場合が多いようですね。

ニコンS2型はシャッター作動時にシャッターダイヤルが回転しますので、上手く適用出来るかどうか判りませんが、SP、S3、S4それにFなどでは、シャッターボタン(レリーズ座)が軍艦部上面の後方に位置していてレリーズ座前が空いていますので、ここに中指を当てて握ると片手でもカメラをしっかりと保持出来ます(手が小さい人や女性にも適用できるかは判りませんが)。
この握り方の場合に中指の腹の下にくる巻き上げレバー同軸のコマ数カバーが保持に役立っており、前面のセルフタイマーレバーに薬指と小指をかけるとしっかりボディをホールド出来る筈です。親指は自然と巻き上げレバーの先端にかかっていると思います。
FなどではレリーズアタッチメントのAR-1等をレリーズ座に装着するとシャッターボタンが人差し指の指先でも腹の部分でも押しやすいです。
一般的なシャッターボタン位置と巻き上げレバーになったF2などでは、こうはいきません。

ニコンFほど(S型も同様と思いますが)片手でもしっかりと保持出来る一眼レフボディ本体は、なかなか無いのではないかと思います。
Fの場合、他の一眼レフに比べて、低速シャッターなど1段はシャッター速度を遅くしても同程度のブレで納まるように感じています。RFカメラのS型ニコンなら更に低速シャッターに強いかもしれませんね。

投稿: MARK12 | 2009年10月26日 (月) 21時18分

MARUO様こんにちは。いつも興味深く拝見しています。

右手中指で焦点調節可能なコンタックスやニコンに、ライカビットやキヤノンのトリガー巻上げのような、左手巻上げの機構があれば、ファインダーから目を離さずに、かなりの速写が可能だと思うのですが、どちらからも、そのようなカメラもアクセサリーも発売されませんでしたね。

投稿: スポック | 2009年10月27日 (火) 23時46分

女性の手のによるカタログ写真。
日本では知ってる方は少ないと思いますが、ファッション業界で「手タレ」と呼ばれている、手専門のモデルさんですね。

ニコンSシリーズ、ニコンF、旧ライカタイプのカメラはこの持ち方が一番なんですよね。

欧米では兵器のマニュアルおよび操典もイラストをこのような感じで、多様しているとか。

投稿: ガタピシ | 2009年10月30日 (金) 09時24分

スポックさん、皆さんこんにちは。

トリガーレバー式は国内外でいくつかあったようですが、ほとんどその詳細をしりません。おそらくは個人的に作った自作レベルの物が紹介されたのではないかと想像しています。

三上式のトリガーレバー巻上げ装置を以前に少し紹介しましたが、あれはF用でしたが、基本的にS用もサイズが違うのみで存在していたそうです。
現在でもこのような装置があれば、おっしゃるようにファインダーから目を離さず迅速な撮影が続けられそうで、需要はあると私も思います。

投稿: MARU0 | 2009年11月 5日 (木) 16時02分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ニコンS2カタログ 英語版:

« ライカM3、ニコンSPのライバルになれなかった ミノルタスカイ | トップページ | カメラ年鑑 広告 »