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銀塩写真はどこへいく

1988年6月の写真工業誌には「銀塩写真はどこへいく」といったタイトルの銀塩フィルムによる写真の今後を占う記事が載っていました。
20s

 これには、銀塩の次に来る方式を占う参考として、複写機などのコピー方式を例にとっています。
この時点では、スチルビデオカメラとしていくつかが発表、発売されだした頃で、まだまだ銀塩が全盛であり、フィルムもカラー・モノクロともにISO3200~6400も可能な超高感度フィルムが発売されだした頃でもありました。

 結局、20年後の写真方式はどれか?と結論をだせずに結んでいましたが、これを21年後の今読みますと、確かに当事今のデジカメの隆盛を占うのは難しかったのではないかと思いました。

 この記事の数年前CDメディアによるデジタル方式の音楽が出だし、記事の頃にはもうレコード・コンパクトカセットテープからCDへと主流が変わっていたと思います。こういったメディアの変更には機器の普及が必要不可欠ですが、これにはCDラジカセやウォークマンといった携帯プレーヤーが大きく寄与していたように思います。
 これをカメラに当てはめますと、コンパクトデジカメのコンパクト化、低価格化、高性能化、デジタル一眼レフカメラの低価格化、高性能化に加え、携帯電話についているカメラの高性能化など機器の普及、プリントや表示の簡便化が今の写真方式の隆盛を支えているように思っています。

 さて、更に20年後にあてはめますと、一体どうなっているのでしょうね?
私はデジカメはおろか、高機能なAFカメラでも使い切れずにいるので、予想はいかにも素人という発想なのですが、スチルカメラという言葉が死後に近いものになっているのではないかと思うのです。
ムービーが高性能化しその中の1枚をプリントするといった使い方がごく普通になり、表示もプリントではなく、3Dを含めた動画を表示する厚紙のようなフレキシブルな有機EL?の機器によるペーパーレス、コードレスが普及しているのでは無いかと想像しています。
皆さんはどのように想像しますでしょうか?

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コメント

人類を含めた哺乳類が絶滅に向かっていて、それどころじゃなかったりして。

生物学者の研究によると、現在、人類も含めた哺乳動物のオスの精子の劣化が進んでいて、明日にも子孫を残せなくなる危険性にさらされているという研究発表もあります。

最近の不妊症は女性ではなく、男の側に問題があり、若い夫婦が不妊治療で医師の説明を受けている場面で、夫の精子の状態が顕微鏡写真で正常とはかけ離れた傷んだ精子の写真がテレビの画面にアップされたのを見ると、次世代の写真より、「沈黙の春」の危険性の方を感じてしまいます。

次世代の写真が見れますようにと思ってしまう最近です。

投稿: ガタピシ | 2009年10月 6日 (火) 13時36分

●いつも楽しく拝見させていただいております。 ●昨日ヨドバシカメラにて普通の(135パトローネ入りのカラーネガフィルムと、ポジフィルム)を求めに行ったのですが、20年前の本店地下のドデカイ冷蔵ケースはもはや無く、2店舗横の狭いフィルム館?に移動。それもポジフィルムはサンプル箱を窓口に持って行ってレジで現品と交換・・・。万引き防止もあるのでしょうが、それ以上に品揃えの少なさにビックリしました。昔の感覚で申し上げますと、120/220ブロニーフィルムと同じ扱いとでも言いましょうか。コダクロームが国内販売を終了してから、本当に火が消えてしまいました。
●サブカメラもデジで、更に不安な時はFかF5を持って行くのですが、コンビニでもネガフィルムの姿が消えてしまい、予めフィルムを購入しないと単なる「弾が切れた機関銃」を持って行くのと同様となりかねません。
●嬉しいことに、ヨドバシカメラには8ミリフィルムがありました。将来の予想は極めて困難ながら、銀塩写真は残るのではと思います。テレビ局の4インチオープンリールビデオテープなど、どうしているのでしょうか?フィルムと違って、デッキ機械自体の保守も必要でしょうから・・・。

投稿: ふみとパパ | 2009年10月10日 (土) 14時11分

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