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ニコンSP 最初?のカタログ

画像は、裏面右下の数字などから、おそらくはニコンSPのカタログとしては最初の版かそれに近い物では無いかと思われます。
Omotes
Nakas

これまでのニコンカメラ用カタログと同じように、1枚物を2つ折りにしたもので、表面が白黒赤青の4色刷り、中面は青インクの代わりに黄色の4色刷りでした。

以前に紹介しました日本語版英語版各12ページのカタログと比べますとやや見劣りしますが、こちらの方があまり見かけないように思います。、

この中に出てくるニコンSPですが、番号が末尾1桁は読み取れませんがその他は620000*と一桁台目のモデルです。

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Nikon RF Camera」カテゴリの記事

コメント

MARUOさん、みなさん、こんにちは。

今回は、コメントではなく、ご存じの方への質問に近いのですが...。
Nikon SPの初期型黒モデルに付いていたセルフタイマーレバーの色の件です。

ニコンSPモデルは、後期型のFタイプのレバー使用のものを除き、復刻されたSPリミテッドモデルを含めて指当ての縦溝が刻まれた部分が小判形で一体成形品でないツーピース構造のものが使われていますね。
極初期型と思われるSP黒モデルには、この指当て部分は梨地クロームめっきで、その他の部分は黒色塗装の所謂パンダ風のセルフタイマーレバーになっている実機が少なからず存在していますね(後塗りも一部有りますが)。

この白黒パンダ調のレバーがオリジナルで付いていたSPは、初期の極一部のみで、関係者に配られ事実上市販品ではないものか、あるいは初期の市販モデルにもあったのかということです。
パンダ・レバー付がオリジナルとして存在するのは間違いないと思いますが、当時のカタログ等では、今のところ見かけません。

ただ、写真工業1957年11月号のニコンSP紹介記事にある写真の中で、S36モータードライブ付のニコンSP黒には、黒白パンダ仕上セルフタイマーレバーが付いているように見えます。
ということで、最初は黒モデルはこのパンダ式レバーにするつもりだったが、少数製造した後に直ぐに全面梨地クロームめっきのものに変えてしまったということなんでしょうかね。
このあたりの事情が、未だよく判りません。

投稿: MARK12 | 2009年9月 5日 (土) 17時28分

ブラックSPのセルフタイマーですが、確かに初期は黒いベース部分ですね、これがいつ頃までなのかははっきりしませんが、数千番台の黒モデルにも見られますので(後塗りの可能性も否定できませんが)私は、極初期のみではないように思っていました。ようは最初に作った黒セルフレバーをあるだけ着けて出したが、その後は追加で黒レバーを作らなかったので、通常のレバーを着けて出した。そのあるだけの黒レバーがどれだけ作られたのか、本当所は知りませんが、数千番台の黒SPまでで数百台程度は出ているうちの半分くらいあっても良さそうに感じています。(根拠は全くありません、ただ、数千番台の物にも見られた事からの推測です。)因みにうちにあるのは昭和39年のオリンピック需要時に作られた再生産型で普通のレバーです。この頃の物が割合見つけやすいブラックSPではないかと思います。それらを見ていると、初期のブラックSPはとても少なく感じてしまいますね。

投稿: MARU0 | 2009年9月 5日 (土) 18時13分

MARUOさん、こんばんは。

早速の見解の書き込みありがとうございます。
私も初期型SP黒ボディのセルフタイマーレバーのベースと止めネジは黒塗装が標準で、暫くしてから全面銀色に切り替わったのだろうと思っていたのです。
ですが、どうも数は少なそうで、もしかしたら100台も作られていないかももしれないと再考するようになりました。
詳しいことは判りませんが、いずれにしろ多くても数百台程度のようですね。

パンダ仕様のセルフタイマーレバーと黒塗装のレバー止めネジを別に作るのは面倒なので、白と黒ボディ共に銀色のレバーに統一したのかもしれません。
この考え方は、その後のFやNew Fの黒ボディまで続きますね。
F2やニコマートFT2/3、EL系などの黒ボディでは、レバー止めネジだけは黒塗装のものになりました。

投稿: MARK12 | 2009年9月 5日 (土) 21時52分

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