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ニコンF 中期頃のカタログ

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ニコンFの昭和41年頃のカタログです。
同じ表紙でほぼ同じ内容のカタログが複数ありますが、レンズ紹介ページなど変更されています。
このカタログではズームニッコールオート50~300mmF4.5が今秋発売とあります。
しかし、実際の発売は翌春、昭和42年2月でした。因みに発売後のカタログでは、レンズの並べ方などが変更されていました。

大きな画像(約2.1MB)

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コメント

まさにニコンFによってモノクロの報道写真の全盛期に入った頃のカタログですね。

カラーは1970年頃、フィルムスキャナーの進歩により、フィルムはいまはなくなってしまったコダクロームのK-Ⅱの指定はありましたが、カラー原稿も35ミリの時代になって行きましたね。

この時代の洋書の35ミリのカラー原稿の解説本を見たことがありますが、作例写真のデーターを見ると、カメラはニコンFでレンズはまだ単層コーティングのオートニッコールだったのを思い出します。

投稿: ガタピシ | 2009年9月28日 (月) 13時33分

1966年頃の所謂中期にさしかかる時代のFのカタログですが、Fのボディ自体(掲載写真に使われているFは651や659番台などですが)やファインダー、アクセサリー、交換レンズ等の顔ぶれを眺めると初期から前期にかけての面影を色濃く残す製品群が多いですね。

1964年9月発売の白レンズの先駆けとも言えるレフレックスニッコール1,000mm F6.3(光学系は1960年頃登場のSマウント用と同様)は、東京オリンピックでも活躍しました。
又、新発売の1,000mm F11よりも鏡筒径が大きい大口径の1961年9月発売のレフレックスニッコール500mm F5や1959年12月発売で、最初の一眼レフ用望遠ズームの銀鉢巻きのオートニッコールテレフォトズーム85mm F4~250mm F4.5などが載っているのが印象深いです。

新製品として紹介されているレンズの35mm F2、55mm F1.2、135mm F2.8の各ニッコールオートが1965年12月発売、レフレックスの1,000mm F11が1966年4月の発売ですね。
1966年6月発売の筈のフィッシュアイニッコール7.5mm F5.6は、何故か新製品扱いにはなっていませんが、ミラーアップや外付けの専用ファインダーが必要な特殊レンズなので、強いて新製品としては取り上げていないのかもしれません。
このカタログは1966年の春か、遅くても初夏には発行されたもののように思えます。
この少し後の1967年4月には、ニコンFフォトミックTNが発売となります、
更に1968年9月発売のニコンフォトミックFTNあたりからは、Fも後期型モデルとなっていきますね。

投稿: MARK12 | 2009年9月29日 (火) 00時00分

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