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Nikon System 1970年版

ニコンカメラ総合カタログ1970年頃の物の中にあったシステム一覧のページです。
この総合カタログも同じ表紙で複数の版が出ていますが、この画像は使いまわしで、商品名のレイアウトが僅かな変更となっていました。当時の価格など参考になるかと思います。
Nikonsystemalls

以前に紹介しましたように、1970年頃から「Nikon System」文字の初めのSのデザインに特徴があります、このデザインを使い始めた最初の頃の物です。
この時期はなぜか総合カタログや製品カタログ、システムチャートなど全てと言ってよいほどのカタログに価格が表示されていたように思います。

また、この頃までのニコン製品に関してはほとんど定価販売で値引きは他のメーカーのようにはありませんでした。
それがメーカー、問屋その他からの締め付けだったのか詳しくは知りませんが、一時公取委からの是正指導?があったのを覚えています。

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コメント

ニコンの定価販売の指示はメーカーであるニコンによるものだったと、記憶しています。

投稿: ガタピシ | 2009年8月17日 (月) 17時13分

MARUOさん、ガタピシさん、こんばんは。

今、たまたま1975(昭和50)年4月1日付けのNikon System CHARTを見ながら書き込んでいますが、表面の半分はF2フォトミックS、F2フォトミック、F2(アイレベル付)、ニコマートEL、ニコマートFT2にそれぞれ標準50/1.4レンズが付いた写真がズラリと並んでいます。
裏面はレンズ、ボディ、アクセサリー類のイラストが入ったものです。
この時期は丁度Ai化のちょっと前で、レンズ類も従来のNikkor Autoタイプと新しいNEW NIKKORの両方が載っています。
魚眼から2000mmF11のレフレックスレンズまで載っていて壮観です。

NEW NIKKORの時代には1枚ものの大きな折り畳み式のレンズのリーフレットとかもあって全レンズの写真入りのものがありました。
いずれも価格は全てについて掲載されています。

近年にボディを中心としたオープン価格制度が導入されるまでずっと各社共に価格は表示されていたと思います。
途中で希望小売価格とかの表現に変わっただけのような気がします。F5の時代でもカタログ等にはしっかり希望小売価格と書かれていますし、レンズやアクセサリー類は今でも価格は表示されていますね。

1960年代は知りませんが、少なくとも1970年頃以降はニコン製品でも一般カメラ店で定価で買ったことは原則ないですよ。
デパートのカメラ売り場でも少し引いてくれたように記憶しています(F2+MD-2購入)。
ただニコン製品の店頭値引き率は小さく、7%位だった時代が長かったですね。
1985年にF3Pをニコンから購入した時には一応の定価?から17%OFF位になっていたと思います。
その後一部のカメラ店にも保証書付のF3Pを試験的に流していましたが、似たような価格だったと思います。そしてF3 Limitedの発表、限定発売につながったようです。

投稿: MARK12 | 2009年8月18日 (火) 00時33分

MARK12さん、こんにちは。
ニコン製品の定価販売ですが、概ねこれ以降の1970年頃から是正され始めたように記憶しています。
その後出たニコンF2では量販店で予約段階でも5%程度の値引きが可能でした。
ただ、地方や小さな販売店ではほとんど値引きせず、おまけでフィルムを数本つける程度だったりとかなり格差がありました。
システムチャートに関しては価格表的な意味合いもありますので載っていましたが、カタログの価格表示はカメラに関しては1975年頃から消えていたように記憶しています。

投稿: MARU0 | 2009年8月18日 (火) 13時06分

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