マイクロ・ニッコール・レンズ
画像は光画荘のカメラ工業2号に載っていた特集「マクロ・レンズの世界」にあるマイクロ・ニッコール・レンズの記事タイトル部分です。
これを執筆されている方はウルトラ・マイクロ・ニッコール・レンズを設計した脇本善司氏で、この時は既にフォトマスク用のウルトラマイクロニッコールを完成させています。
この紙面の中ではニコンFマウントのマイクロニッコールオートの絞り自動補正機構についての説明に結構多くを割いています、しかし、この機構もTTL開放測光が主流になると返って使い辛く、マイクロニッコールPオートでは無くなってしまいました。
タイトルの記事(約1MB)
その他記事中に出てくるレンズの記事
マイクロニッコール70mmF5
Rニッコール5cmF3.5
マイクロニッコールオート55mmF3.5
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コメント
尾辻克彦氏の「カメラが欲しい」に出て来るマイクロ・ニッコールですね。
手に入れたのはいいけど、当時は収入の関係で結局食べてしまった(質屋に入れて換金した)部分を思い出します。
デジカメが主流になるまでは、銀塩カメラとレンズはけっこういい質草になったんですよね。
投稿: ガタピシ | 2009年7月13日 (月) 18時25分
70mmf5を6x6cm一眼レフの接写用に使用しています.
由来が良くわからなかったので,この資料は本当に有り難く拝見させていただきました.
マイクロニッコールオート55の絞り自動調整機能も現物を見て不思議な動きをしているのに感心しましたが、本文にあるとおり開放付近では作動せず,熟知して使わないと失敗しただろうなあと思いました.敢えてAi加工せず(できないのかな)絞り込み測光しているので問題になりませんが,仰る通り今となっては開放測光とは齟齬を来す機構です.でも露出計連動爪はしっかりと付いているのが可笑しい.
ところでContarexのPlanar 2/50mmもまったく同じ繰り出しに応じた絞り調整機構を持っていますね.
投稿: lensmania | 2009年9月16日 (水) 21時45分