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ニコン オート35技術資料

先日のカタログの続き、ニコンオート35の技術資料です。
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2(写真工業1964年10月号より)

このカメラはファインダー部までの高さが収まるサイズでボディをデザインしていますので、結構な大きさを感じてしまいます。
実際に上の画像中にカメラを両手で持っている画像がありますが、かなり大きく見えます。
この頃は35ミリ判カメラでもペンなどの小型カメラもありましたが、高級機をはじめ一眼レフは大きさにあまりとらわれずに設計が行われていたのかもしれません。


訃報:コンパクトな名機「オリンパス・ペン、OM-1、XA」などを設計した、名設計者「米谷美久(まいたによしひさ)」さんが7月30日、呼吸不全のため死去しました。76歳でした。ご冥福を祈ります。

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フォトマニアのためのEE一眼レフ ニコンオート35カタログ

ニコンオート35の3つ折1枚ものの簡便なカタログです。
Ss

S

大きな画像(約1.5MB)

発売日、期間、販売台数などは以前に「ニコンオート35」として紹介しましたのでそちらを参考にしてください。
また、後日に技術資料も紹介したいと思います。


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ニコンF2フォトミックAS DP-12使用説明書

ニコンF2フォトミックASのファインダーDP-12使用説明書の表紙は後の2色刷り版を除き、このように2種類あります。
P1
Ai対応機発売時の1977年頃はアクセサリー類の箱などにも青色を使っている場合が結構見られましたが、こちらの表紙も青色の方が新発売時の物で、金色の物は逆に販売終了近くの頃の物です。

内容にほとんど違いは無く、ファインダースクリーンの対応表に新たなレンズが追加された分の変更が加えられた程度でした。
下はその全内容です。(ファインダースクリーンの対応表は後期の物)
Allss

この解像度では内容は読み取れないと思いますので、大きな画像を用意しました、参考にしてください。

大きな画像(約2.12MB)

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2001年頃のニッコールレンズフードリスト

画像は海外の販売店向け2001~2003年多国語版CD-ROMカタログにあったフードリスト(英語版)です。
Hood

割合簡潔で分かりやすくまとめてあり、比較的近年のレンズの資料として有効ではないかと思います。

ただ、近年といっても、8年以上前のデータですから、いくつかは廃番も含まれています、これを見て注文などをしないでください。注文の際は最新の価格表を参考にしてください。

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白いカバーのニコンF5

下はTopEye207号に掲載されていた、スペースシャトルディスカバリーでの船外活動に、F5が初めて使われた時のものです。
Nasaf5s

この頃はFアポロやF3と違い、NASA仕様といっても、ほとんど改造はなく、NASA指定の油脂類を使う程度だったようです。

この画像を見て、F5にも飛行士と御揃いの白い宇宙服?を着せられているのがちょっとかわいらしく思ってしまいました。(笑)それに、「これではF5とは分からんぞ」って一人でツッコミを入れちゃいました。

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専門家がテストしたニコンとそのレンズ

Nya

光画月刊1951年5月号に掲載されていたものです。
以前に紹介しましたニューヨークタイムズ1950年12月10日のニコンカメラ記事と同じ新聞記事の訳文ですが、今回のものは新聞記事より半年足らずの時期のもので、表現がいささか堅苦しいものとなっています。(以前に紹介した四十年史のものは昭和34年頃の編集だと思われます。)
これを見ていて、なんだか現在の機械翻訳の表現に似ていると感じてしまいました。

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MFニッコールカタログ(表紙)

先日ニコンF時代のFマウントニッコールレンズカタログ(表紙)を紹介しました。
今回はそれ以降、1972年末ころからの主にニコンF2時代、それと1983年ころまでのオートフォーカスレンズが含まれていないカタログ(表紙)を紹介します。
All1s
All2as

左下の広角レンズの手引きやニッコールの世界は1973~4年頃のカタログで4つ折りの物です。

これらにも同じ表紙でいくつかの版違いが見られ、全てを網羅している訳ではありませんので想像になってしまいますが、他にUVニッコールやメディカルニッコールなど専用のカタログもあり、10年間余で少なくとも30種以上は出ているのではないでしょうか。


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ウルトラマイクロ・ニッコールカタログ

1970年代半ば頃のウルトラマイクロニッコールのカタログです。
Allss

内容を確認したい方はこちらの大きな画像(約2.9MB)を参考にしてください。

価格は1977年末当時の物で以前に紹介しました産業用ニッコールレンズ価格表を参考にしてください。

超高解像度のレンズ、一般人がこのレンズを持っても何も活用は出来ないと思いますが、日本光学の代表的な
光学製品である事は周知の通りで、もし、目の前に安価に売られていたなら、何に使う訳ではありませんが、私は買ってしまうでしょう。

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ニコマートELカタログ

ニコマートELのカタログです。
All1
All2


生憎初版と間違ってスキャンしてしまいましたが、これはニコマートカタログとしては2版目だと思われます。
大きな画像はこちらに用意しましたので、参考にしてください。

大きな画像前半(約2.2MB)
大きな画像後半(約2.5MB)
初版を2版との違う部分のみスキャンしましたので参考にしてください。
変更部分は4ページ程ですが、特に前2ページは結構印象が違うかと思います。
Ap1sa
他に初版のみ紙質が薄く艶のある物が使われている点が違っています。


関連記事
     ニコマートEL系カタログ表紙一覧
     ニコマートELw、ニコンEL2 オプションスクリーン
     ニコマートELの使用説明書
     ニコマートELW
     ニコマートシリーズの見分け方
     ニコマートELの変更点
     ニコマートEL 電子回路簡易解説
     ニコマート販売台数
     ニコマート出荷内訳

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Nikonならキットやる! ニコレックスF新発売広告など

昭和37年7月ころの各種カメラ雑誌に掲載されたニコレックスF新発売時の広告です。
Nikkorexfs

私はちょっと変わったコピーと感じました。たぶん「キット」がカタカナだからでしょう。
「キット」からガレージキットなどの組み立てを前提としたセット品をイメージしてしまい、それが違和感となったようです。
それとは対照的に?同じニコレックスFの広告でも下の広告の眉がなんとも優しさを感じて好きです。
Nikkorexfa

皆さんはどのように感じましたでしょうか?

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新旧MF200mmレンズサイズ比較

200mmF4の一般向けニコンFマウント・マニュアルフォーカスレンズは1961年に出たニッコールオート20cmF4、ニッコールオート200mmF4(最短距離3mから2mへ絞り22から32へ)、同マルチコート、ニューニッコール200mmF4、Aiニッコール200mmF4、Aiニッコール200mmF4Sがありました。


さて、通常モデルでは光学系が途中で変更になり更にコンパクトになりました。
下はマルチコート化されたニッコールオートまでの仕様などです。
Auto200mms

こちらはニューニッコール以降のコンパクト化された新光学系です。
New200mms

どのくらいコンパクト化されたか数値だけでは分かり辛いのでこれらを重ねてみました。
200mmgoseis

37mmも全長が短くなり、最大径も4.5mm小さくなり、90グラムの軽量化とかなりのコンパクトに成功しています。
これには前群を従来の2枚から3枚にして、色収差などを抑えつつ望遠比を稼いだ設計が大きく利いているようです。

他に特殊レンズとしてメディカルニッコールやマイクロニッコールでも200mmのマニュアルフォーカスレンズがありますが、とりあえず今回は通常モデルを取り上げました。

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最後のニコマート FT3カタログ

ニコマート銘のカメラとしては最後となってしまいました、また、ニコマート銘として最初で最後のAi対応ボディのニコマートFT3の新発売時のカタログの表紙と裏表紙を除いた中身です。
P1s
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このサイトの仕様での最大サイズですが、この位がギリギリ内容を読み取れるサイズではないかと思います。容量節約で表紙などを割愛しましたが、表紙はニコマートF系 カタログ表紙一覧を参考にしてください。

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ニコンSカタログ

先日のニコンS新発売広告に続いてカタログを紹介します。

Omotes
Uras中面は2色刷りでしたので、グレースケールで編集しました。

このカタログが先日の広告にて2月完成予定としていたタイプの物かは分かりませんが、最も良く見かけるニコンSのカタログではあります。これはほぼ同じデザインの英語版もあったようです。
因みに表面のオレンジ色は以前に紹介しました「ニコンSの使い方」表紙の色と共通です。

下はその後のバージョンです。


Nikonscatalog


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昭和25年ころの国産フィルム価格

以前に昭和29年ころのフィルム価格を紹介しました。
今回はそれより4年ほど遡ったデータになります。

1950s別冊日本カメラ・カメラ年鑑1951年版


以前紹介しました際、昭和29年の大卒公務員の初任給が8700円でしたが、昭和25年の大卒公務員の初任給はだいたい6000円程度でフィルム価格も同じように値上げしている様子が伺えます。

今ではデジカメですから、撮影に関して、フィルムのように撮影枚数を意識するような場合はバッテリーやメモリ容量などで、当時の高価なフィルムでの撮影のような、金銭的な負担を考える事はほとんど無くなってきていますね。


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1950年頃の国内外の35ミリ判カメラ

先日は1949年頃の物でしたが、今回はその翌年で、別冊日本カメラ・カメラ年鑑1951年版にあった国内外の35ミリ判カメラの一覧です。
1950351s
1950352s
195035s

この時点では、出て半年程度経っていますが、ニコンM型は画面サイズが24×34ミリですが、なぜか24×36ミリと間違って載っています。
また、オリンパスは先日の物では初代のI型、いわゆる招き猫でしたが、1950年10月現在の物では既に24×36ミリのIV型が載っています。
他にミノルタ35もサイズ変更に早く対応したほうで、所謂E型、サイズは24×34.5ミリとなっています。しかし、こちらも他の雑誌などでのメーカー広告では24×36ミリの画面サイズも見られました。

一方海外ではほとんどが24×36ミリで、24×24が3機種、他にロータリーシャッター搭載ハーフサイズのマーキュリーII型程度でした。
そう言えば24×24ミリサイズでは上のテナックスカメラが有名だったためでしょうか、テナックス判と呼んでいた場合もあるようです。


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日本光學工業株式會社 職場の歌 

日本光学にて戦中に歌われていた?職場の歌を紹介します。

A(光友・昭和17年10月号より)

光学兵器を作っている会社だからでしょうか、非軍需関連会社とはかなり雰囲気が違う歌詞なのだろうと思います。それとも、当時は皆こんな感じの歌詞を使っていたのでしょうか・・・
今では到底考えられないですね。

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ニコンS 新発売広告

先日のニコンM発売広告などに続きニコンSの広告です。
Nikons19512s

この広告では社名が日本光学工業株式会社ではなく、日本光學工業株式會社と旧字体を使っている事が少し珍しいです。
掲載されていた雑誌は光画月刊1951年2月号で、ニコンS発売は1951年1月ですので、新発売時の広告で、これがニコンSとしては雑誌初登場だっただろうと思います。
この頃はちょうどBCBタイプのフラッシュガンが発売されだしたころでもあり、雑誌でも特集が組まれていたりしました。

また、右下に小さくS型カタログが2月に完成予定、希望者は郵券(切手)を添えて申し込むような記述が見られます。ニコンではありませんが、昭和40年代ころまでは、いろいろなカタログの請求にも送料分の切手を送るのが結構普通に行われていましたし、私も他社のカタログを請求する際に切手を添えていた覚えがあります。
確かオリンパスのM-1は店頭では薄いカタログが置いてあり、切手を入れてカタログを申し込むと厚手の詳しいカタログを入手できたような覚えがあります。今ではこのような例は少なくなっていますね。

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1949年のライカ型国産カメラ

画像はフォトアート1949年12月号の特集・陳列窓「オール国産カメラ」の中のライカ型カメラ部分です。
1949alls

大きな画像

文頭にありますように、この頃はいわゆるニホン判(ニコン判)や他に24×24ミリサイズがいくつか見られ興味深いです。
上の画像、文頭拡大部分です。
Photo_2

ニコンI型発売から1年余の時期で、明るい暗箱によると、既にM型への改良は済んでいましたが、国内での発売は翌年春ころで、このフォトアート掲載時にはニコンI型が載っていました。
Nikonm19506

上の広告は光画月刊1950年6月号の広告部分です。M型の広告はこのように翌1950年の春以降でした。


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マイクロ・ニッコール・レンズ

画像は光画荘のカメラ工業2号に載っていた特集「マクロ・レンズの世界」にあるマイクロ・ニッコール・レンズの記事タイトル部分です。
Photo

これを執筆されている方はウルトラ・マイクロ・ニッコール・レンズを設計した脇本善司氏で、この時は既にフォトマスク用のウルトラマイクロニッコールを完成させています。

この紙面の中ではニコンFマウントのマイクロニッコールオートの絞り自動補正機構についての説明に結構多くを割いています、しかし、この機構もTTL開放測光が主流になると返って使い辛く、マイクロニッコールPオートでは無くなってしまいました。
タイトルの記事(約1MB)
その他記事中に出てくるレンズの記事
マイクロニッコール70mmF5
Rニッコール5cmF3.5
マイクロニッコールオート55mmF3.5

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ニコンF3のライバル機種 キヤノンニューF-1

ニコンF3と同時期に登場した高級システム一眼レフ、キヤノンニューF-1です。
とはいえ、登場は1981年9月でニコンF3とは1年半ほどの開きがありました。
F1s(写真工業1981年10月号より)


こちらはキヤノンテクニカルマニュアルに載っていた内部の構造を示したページです。
SニューF-1もハイブリッドシャッターを搭載していました。

参考資料(約4.8MB)

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ニコンF3のライバル機種 ペンタックスLX

1980年3月にニコンF3が発売されました、それより遅れること3ヶ月、ペンタックスから超高級システムカメラ、LXがプロフェッショナル仕様と銘打って登場しました。
ハイブリッドシャッターや防滴構造を採用したり、本革のオプションや自分の手に合わせての加工ができるグリップなどのカスタマイズと実際それにふさわしい仕様と内容でした。
Lxs(写真工業1980年9月号より)
また、生産終了は2001年でほぼ21年間の発売と非常に長期間の販売でした。
私は発売当初、ハイブリッドシャッターと密封構造を羨ましく思ったものでした。

参考資料(約4.4MB)

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写真工業とカメラ工業

写真工業は1952年に光画荘より出版されたカメラ雑誌で、私はこれを参考にすることが多いのですが、この雑誌は昭和36年1月号をもって急に光画荘が解散した為休刊してしまいました。
しかし、その後、当時の編集者が写真工業社を立ち上げ、僅か1ヶ月の後に復刊しました。
復刊時は2・3月合併号とし、外面上は休刊とはなっていないようです。
光画荘がどのようないきさつで解散するに至ったかは知りませんが、昭和39年には新たな光画荘より「カメラ工業」なる雑誌が創刊されました。

編集発行人は、光画荘解散前の写真工業の編集発行人である吉岡健吉氏でした。

下はカメラ工業創刊時の表紙と同時期の写真工業の表紙です。
A

この「カメラ工業」誌が何号まで出ていたのか知りませんので、ご存知の方の情報をお待ちしております、宜しくお願いいたします。

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ニコンF モータードライブ システムコード

ニコンF用モータードライブF-36などの社外アクセサリーで海外での専用のカタログの一面です。
Nikonf_cordsystems

コードは基本の両端がプラグ状になった物のほかに、AE-1からAE-5までの5種が有り、押しボタン、ワニ口クリップ、Y型端子、ミニプラグ、バナナクリップで、画像のように直結バッテリーケースと組み合わせたり、リレーボックス経由での制御などに適するよう考慮されていました。
しかし、この程度の物ならすぐに自作できますね・・・・そう言えば、確か直結バッテリーケースには付属品でミニプラグが付いていました。

また、自作といえば、ニコンF2の中期ころまでは接続コードのプラグ部分はネジで分解できるようになっていましたので、私は、例えばMC-4などのプラグ部分を利用して別途2芯(2芯で良かったけど他に転用できるよう3芯を使ったような記憶があります)のコードとバナナプラグを用意し特別製の長いMC-4を作った事がありました。しかし、F3のころになりますとこのプラグ部分がプラスチックの一体成型品となってしまい、このような改造は難しくなってしまいました。

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ニコンSPの使い方(使用説明書)

ニコンSPの使い方、取り説の見開き表紙部分です。


P1ss

これはたぶん最終かそれに近い版で、裏表紙下部にほかの版で見られる亀蔵雄策氏のサインが無くなっています。


All1s
All2


全ページの大きな画像(約2.6MB)です。

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ニコンF3AF 裏表紙

下はニコンF3AFカタログの新発売表示のある1983年2月1日版(上半分)と1983年6月1日(下半分)です。
わずか4ヶ月間ですが、いくつかの違いが見られます。
F3afurahyosis

この間にニコンはF3カメラなどで1984年サラエボオリンピックのオフィシャルサプライヤーの1つに選ばれ、ロゴが入れられるようになりました。そう言えば、F3カタログではモスクワオリンピックでも公式記録カメラとなり、ロゴが入っていましたね。
オリンピックの現場ではF3がメインになっていたのでしょうが、このF3AFははたしてどのくらい使われていたのでしょう?スポーツ写真の現場でどの程度実用になっていたのか少し興味があります。

また、愛用者カードを送ると貰える「新・ニコンの世界」が無くなり、「ニコン・ナイスショット」のみとなってしまいました。

これとは別に、ニコンF2のアクセサリーの継続販売のアナウンスがあります。
DE-1、DP-11、DW-1、MD-2、MB-1の5種ですが、実質1986年までの販売を宣言しています。こういったカタログでのアナウンスはニコンFの終了後のモータードライブなどの再生産アナウンスがはじめだったような気がします。
ニコンF再生産品価格表

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ニコンSP 御注意&お願いなど(使用説明書)

ニコンSPの使用説明書の2ページ目と5ページ目です。
3種類が縦に並んでいますが時期により説明文に変化が見られ、それぞれの時期を反映しているようで興味深いです。
そんな中で共通タイトルではありますが、「ニコンの手入れ」など当時の「ニコン」は日本光学のカメラという事を如実に現していると思います。
P2alls

因みに上から下へと時代が新しくなっています。(昭和32年、34年、39年版)


ブログサイトの関係で大きな画像を載せられません、大きな画像(約1.7MB)はこちらにあります、参考にしてください。

また、後日、SP使用説明書の最終版?の内容を紹介したいと思います。

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ニコノスIV-A 使い方 (使用説明書)

ニコノスIV-Aの取り説の冒頭部分です。
Aa
下に使用説明書のすべてのページがありますので、使い方の分からない方、興味のある方は覗いてみてください。
説明書P.1~11まで
説明書P.12~23まで
説明書P.24~35まで
説明書P.36~47まで
説明書P.48~51まで

関連記事:ニコノスIV-AのTTL
       ニコノスIV-A
       ニコノスシリーズ 製造台数

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絞り環のあるレンズ

現在販売中のFマウント用ニッコールレンズで絞り環があり、古いカメラに付けられる事の出来る物はニコンウェブサイトによるとMF用で8種類、AF用で21種類、テレコンバーター3種類となっています。
AFレンズの中でもAF-SレンズはGタイプとなってしまい、絞り環のあるレンズはAi AF-S Nikkor ED 300mm F4Dを残すのみとなってしまいました。
そんな中で今でも在庫がある事で少し意外に感じましたのがAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>です。実は、この後継モデルでAF-S化され、それも現在はAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)と手ぶれ補正付きとなりとっくに消えていたと思っていました。

Gタイプレンズの絞り制御機構内蔵の絞り環付き1.4倍程度のテレコンバーターを出していただけると、古いカメラに付けられて良いのですが・・・ニコンさん出してくれませんか?

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20cm×6000cm(60M)の長尺フィルムを使うカメラ

タイトルのカメラは戦前(昭和17年)に日本光学がツァイスの広角レンズ付き航空写真機をモデルにして作られた広角写真機の事です。
概略は下の日本光学四十年史にありますので参考にしてください。
A(四十年史566頁より)


しかし、18センチ角の画像を300枚写し込めるフィルムとカメラってちょっと想像がつきません。
画像を見てもその大きさのイメージが浮かびません、比較用にキヤノン新標準型あたりを横に添えておいて欲しかったところです。(笑)

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コンパクトビデオ SV-200

1983年秋ころのVHS-Cカセットを使った標準モード専用のレコーダーとカメラの広告です。

Sv200a

20数年前は下のようにレコーダーとカメラを別々にしないと、とても大きなカメラになってしまって一般向けとはいかなかったのでしょう。
現在ではコンパクトタイプや一眼レフタイプのデジカメでも上のようなカメラセット以上の画質での動画が手軽に撮れてしまいますね。
また、現在このようなビデオカセットを再生するにしても、機械が壊れて使えない、修理ができないなどで難しくなりつつあるのではないでしょうか。


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広角レンズのスタンダードレンズ AIニッコール28mmF2.8S

広角28ミリF2.8の仕様などです。
28mmf28sa
以前にも記しましたが、私は苦手意識が強くあまりこのクラスのレンズを使わないのですが、一般的には最も使いでのあるレンズだと思います。
説明にありますようにはじめての広角レンズの一本としても良いと思います。
とはいえ、私は実はこのレンズを今は持ってないですし、もし残していたとしても、あまり使わないと思いますので、私では全く説得力はありませんね。

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