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スピードライトSB-4

スピードライトカタログにあるニコン最初のコンパクトスピードライトSB-4の部分です。
Sb4catajog
画像を見ていただくと分かるかと思いますが、コンパクトと言いながら今あらためて見ますと、付けているカメラもニコマートFT2で決して小さくはありませんので、相対的に見てそれほど小さくはないように感じてしまいます。
また、付属品にシンクロコードSC-8がありますが、この頃はまだニコマートFTnを使っている方が多数居ましたから、必然だったようにも思えます。(ニコマートFTn現行時の発売でした)

確か1974年の春ころの発売で、価格は15000円で、先輩のSB-2/3が22000円でしたから、7000円の価格差はありましたが、当時のサードパーティ製の同様スペックの物と比較してかなり高価だったように記憶しています。
これは安定した光量で定評のニコン製スピードライトの事ですから、それなりのパーツを使用しての事だろうと勝手に思い込んでいまして(何の根拠もありませんが)、後にSB-9、SB-Eなどと続くコンパクトなスピードライトのはじめの一歩としてはがんばっていたのだと思います。
しかし、シンクロコードにしても、やはり本体に収納できるようになって無いなど、価格面も含めもう少し工夫があれば・・・・とカタログを見て思ってしまった次第です。

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コメント

やはり自動調光の演算部分のパーツ類の関係で、小型といいながらこの大きさになったのではないでしょうか?
ニコンのことですから、演算用のパーツも厳選しているので、この価格も納得のゆくものです。
この頃、ICの量産化が進み、電卓(いまのもの比べると大きく、電源もACコードでコンセントでした)の価格も安くなりましたが、代わりに最初に出た電卓と比べると故障が多かった記憶があります。
大量生産と安い労賃を求めてICの生産拠点を東南アジアに移した結果、不良品の発生率が高くなった歴史的経過があります。
ICはクリーンルームでLSIが自動生産しているのと違って、普通の工場環境で、従業員が顕微鏡を使って手作業で組み立てていた時代で、汗、ほこり、髪の毛がICの上に落ちて出荷検査の結果、不良品が発生し、しかも不良品の発生率も不安定な時代だったからです。
ICの生産を暑い東南アジアで生産すれば、不良品の発生確率が高くなるのは当然の帰結であったと言えるでしょう。
このことに気が付いた技術者がクリーンルームの必要性を、会社の重役、社長を説得するのが大変だったとゆう歴史があります。
ニコンらしい安定した故障しないための製品造りの過程で、ICの調達と検査を考慮すると価格面ではかなり健闘したと評価しても良いのではないでしょうか?

当時のICの生産の苦闘の歴史と重ね合わせてみると、当時としては最も最良の形でまとめたコンパクト・ストロボだと私は思います。

投稿: ガタピシ | 2009年6月12日 (金) 18時04分

管理人様、こんばんは。

これについては買うまでは「何となくしょぼいなぁ」と思っていましたが、SC-8差し込みでJIS-B用の接点が引っ込むようになっているのがわかってから見直してしまいました。
コードが本体組み込みでないのは「千切れる」という理由が大きいのでしょうが、こういった点も実現し難かった要因ではないでしょうか。
当時のアクセサリーシューはホットシューなしの全面金属製のも多かったと思います。
他社互換性を考えれば、独立した機構を指で操作するよりもコード実装した時点で確実に接点短絡を防ぐという方が現実的と判断したのではないかと想像してみますが。
ニコンらしい手堅い手法なのでしょう。

SB-9・SB-Eに対してはSC-10というホットシュー接点の付いたシンクロコードになっていましたが、こちらはまだ類似のものがアクセサリーメーカからも供給されているようですね。

投稿: すずめ | 2009年6月13日 (土) 19時58分

ガタピシさん、すずめさん、こんにちは。
そういえば、ご指摘のように後付けアクセサリーシューでは、ホットシュー付きの物を使うと接点が接触し短絡してしまう物もいくつか見られましたね、確かにそれらへの対策だったのかもしれません。コード内蔵の件で、他社の製品に見られた例ですが、コード先のプラグを本体にはめ込む(収納すると)とホットシューが生きる工夫の物がありました。特許や実用新案などのからみがあったのかもしれませんが、シンプルで良いアイデアだと思ってました。

投稿: MARU0 | 2009年6月13日 (土) 23時24分

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