カメラレビュー誌
アサヒソノラマから出ていたカメラ雑誌で、カメラのメカニズムなどの情報がメインの物でした。
当初は昭和52年10月より季刊誌で出ていましたが、途中から隔月刊となり、また季刊誌に戻りました。
その間に別冊としてクラシックカメラ専科が出て、増刊として、それまでに出ていたモダンフォトグラフィ誌との提携のカメラテスト記事をまとめた物も出ていました。
下はそのカメラレビューの最後の刊にあったバックナンバーの索引です。
このカメラレビュー誌には荒川氏の明るい暗箱のこぼれ話やニコン物語が連載され、それが後に「ニコン物語」として単行本化されました。
また、写真工業の技術資料のように、こちらも最新カメラの技術の公開を各メーカーからの情報として掲載されていましたので、当時毎号楽しみにしていました。今ではアサヒソノラマのクラカメ専科や写真工業といった雑誌も無くなってしまい、非常に残念です。
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コメント
「クラシックカメラ専科」がなくなってしまったのは残念です。
ニコンハウスに行くと20年前の「国産カメラ特集 キヤノン編/ニコン編」が商売のための資料として使われていて、すごい状態です。
「クラシックカメラ専科」はそれぞれのメーカーの研究会のそれぞれの例会での研究発表とゆう形で、また出て欲しいですね。
私は使うことが第一なので研究はしていませんが、「ニコン研究会」のHP見ていたら、私も持っているニコンSシリーズ用の13.5cmF3.5も、白鏡胴/黒鏡胴の数の多さに圧倒されました。
このレンズでメーター表示のレンズは少ないと、白鏡胴のものが出ていましたが、黒鏡胴も少ないのでしょうか?
私の13.5cmF3.5は黒鏡胴でメーター表示なのです。
「クラシックカメラ専科」の「35ミリ一眼レフ特集」の号に出ていた、タクマーレンズ一覧表に出ていたスーパータクマー35ミリF2、後期型がありそうだあったのを、まさか自分が実物を見つけて所有者になるとは思わなかった思いでもありますが、本が発売されてから、20年ちょっと経った去年でした、見つけたのは。レンズもフードもそろっていて、ケース付きでした。
投稿: ガタピシ | 2009年6月18日 (木) 11時06分