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New ズームニッコール43~86mm F3.5

このレンズは説明にありますように、従来の物(7群9枚)の光学系を見直した9群11枚構成の新レンズとして登場しましたが、確か当時はあまりそのことを宣伝はしていなかったように記憶しています。もしくはオートレンズからNewニッコールへ多数が切り替えられてましたから、それらの情報に埋もれて?しまったのかもしれません。
また、私があまりズームレンズに興味が無かった事も影響していて、そのように感じていたのかもしれません。


4386new_s

発売は1976年4月で、その翌年3月にはAi化された物が発売されましたので、Newニッコールの方はあまり多くはないと思われます。(製造時期からの推定20000本)
ほかにも製造数に関するデータが一部残っておりましたので少し紹介します。
オーダーコードは初期のズームニッコールオートが20FLZ5、その後のマルチコートモデルが20FLZ5C、この紹介しているモデルが20FLZ12K、AiモデルがJAA70602と呼ばれていたようです。
これらいわゆるヨンサンパーロク/ヨンサンハチロクモデルは製造は37年末ころにはじまったようです、あいにく38年以前のデータは残ってなかったのですが、その後の製造総数はおよそ382000本と聞いています。
因みに、製造立ち上がり時期の本数がどれくらいだったかは分かりませんが、その後の数年間かはコンスタントに年間4000本程度作られていますので、それを考慮してあと4000本程度は数字が上がると考えてもよさそうです。


関連記事:元祖標準ズーム 「ズームニッコールオート43~86mmF3.5」

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コメント

この頃はニッコールレンズもオートから、マルチコーティーング、New、Aiへと目まぐるしくニッコールレンズの変遷があった時期で、オートズーム43~86ミリF3.5がそのままの光学系でマルチコート化されているのは知っていましたが、Newズームニッコール43~86ミリF3.5で光学系が新しくなったのを知ったのは、私も最近です。
Ai化のときに光学系を新しくしたのだと思っていましたが、古い資料を見ていたらNewになったときに設計が変更されているのが分かりました。
Newも少ないと思いますが、マルチコートもNewよりは数は多いと思いますが、マルチコートのズーム43~86ミリF3.5の数も少ないと思います。
マルチコートのこのレンズも1974年からの登場なので、わずか2年です。
私もズームに余り興味がなかったので、資料を見ていなければ気が付かなかったと思います。
私が持っている43~86はAiで、中古で手に入れたニコンF2フォトミックAに付いていました。
この時、ニコンF2フォトミックを手に入れていたらマルチコートの50ミリF1.4があったことでしょう。

投稿: ガタピシ | 2009年6月16日 (火) 10時21分

私の大好きな43-86を取り上げていただき、ありがとうございます。光学系が変わったのは、Ai化の時だと思われている方が案外多いのですが、記事のとおりNewからです。新光学系になり、収差の見本的な写りはいくらか改善されましたが、それでもクセ玉ですね。だからニコンもそのことをあまり宣伝しなかったのでは?

投稿: 43-86大好きさん | 2009年6月18日 (木) 02時36分

43~86はオートもひっくるめて、アマチュアで使っている人を見たことがありませんでした。
どちらかとゆうと、撮影に制約が付く報道関係で多く使われたのではないでしょうか?

クセ玉とゆっても、このレンズが出現した時は、これ以上の性能を持ったショートズームはなく、このレンズを凌駕し単焦点並の描写をするレンズはキヤノンのFDの35~70の開放F値が使う焦点距離で違うものが出るまでなかったのですから。

私はAiしか知りませんが、実用的には問題は感じませんでした。
訳ありAi35~70ミリF3.5S(カビあり。実写には問題なさそう。買い入れの検品した人にレンズの知識がなかったため、70ミリ側のみで使えるマイクロ機能の存在を知らなかったため、ジャンクで550円だった)と比べるとファインダーの中でも切れは違いましたが、いまはこれだけのジャジャ馬なクセ玉がないこともあり、私にはおもしろいレンズです。
オート時代の43~86でも、私には十分なレンズですね。ニコンS2に交換レンズを付けて使うとき、ズームファインダーの初期型(後期型は高かったので、安いこれを手に入れた)を使ったときの感動と、43~86の四隅が鑑賞に耐える技術の違いを見てきた者には、オートの43~86も立派なレンズです。
ズームファインダーは43~86と違って、四隅がボケるンですよね。それでも、それまで使っていた逆ガリレイ式と比べれば見やすく使いやすかったですが。

投稿: ガタピシ | 2009年6月18日 (木) 18時29分

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