EM系3兄弟 時期別出荷台数
先日、EM系3兄弟 新発売時のカタログ表紙を掲載しました、それに因んだ話題です。
下は半期毎の各機種のおおよその出荷台数です。
等幅フォントではないので、数字の位置がずれて見難いですが、なんとか分かるかと思います。
EM FG FG20
1978下期 20000
1979上期 138000
1979下期 207000
1980上期 215000
1980下期 210000
1981上期 188000
1981下期 138000 *
1982上期 118000 116000
1982下期 131000 150000
1983上期 76000 103000
1983下期 67000 89000 21000
1984上期 16000 85000 78000
1984下期 9000 89000 72000
1985上期 * 96000 90000
1985下期 * 7200 48000
1986上期 * * 20000
1986下期 * * 23000
1987上期 * * 12400
1987下期 * *
合計 1530000 735000 364000
これらのうち、*部分は1000台未満の数字で、おそらくは初期は量産試作なども含まれ、末期は製造ではなく、在庫の出荷数ではないかと思っています。
こうやって比較してみますと、3台揃っての製造はほぼ1年半程度あり、その間は各期17~18万台程度作られています。
また、最も多く作られていた時期は1982年で、両機合わせて50万台以上の出荷でした。
因みに、国内:海外の比率はおおよそですが、EMが1:6、FGが1:10、FG20が1:8となっています。
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コメント
EM系三兄弟はやはり、国内向けではなく、海外市場、アメリカニコンの要請が強かったことを感じます。
この時期、日本の対米輸出は激しく、かつてOPECによる石油ショックのとき、OPEC諸国がやられたアメリカのドルの垂れ流しによるドル安政策でOPECがアメリカにしてやられたのと同じ政策を、日本に対して行っていた時期でもありましたよね。
それと出荷台数を見ていると、私にはやっぱりと思えるものがあります。
投稿: ガタピシ | 2009年6月26日 (金) 23時35分