ニッコールレンズ3つのチャンネル チャンネル1
以前に冊子状のパンフレット「ニッコールレンズ3つのチャンネル」を紹介しました。
今回その中のニコンS系レンズ部分のCHANNEL1を紹介します。
この頃が最もS系レンズの充実していた時期で、このパンフレットでもトップから作例を交え8頁に渡り紹介しています。
価格などは以前に紹介しました表紙・裏表紙部分に有りますので、そちらを参考にしてください。また、先日のニコンSシリーズ交換レンズ一覧も参考になるかと思います。
| 固定リンク
「Nikkor Lens」カテゴリの記事
- レンズのヤケ(2014.09.21)
- 図書館がヒキダシに入る話(2014.09.15)
- 超広角レンズの迫力!(2014.09.13)
- 素晴しい解像力で絶賛の超大口径広角レンズ(2014.08.31)
- 益々好評 メルコンとニッカ(2014.08.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
「岩波写真文庫」みたいな感じがします。
それにしても10.5cmF4、結構硬派な描写をしますね。
この時代のレンズで持っているのは3本かな。
一番使ったのは5cmF2。家にあったニコンS2の後期型に付いていたのがこれだったから。
亡くなった父が購入したものなのだが、世の中にはお金持ちとゆうのは確かに存在するものだと思ったカメラでもある。
このカメラのシリアルナンバーを見ると、昭和32年4月発表で発表された頃の若いナンバーで、ニコンS2の後期型は翌年の3月に生産が終了して、ニコンSPが登場するのだが、父が中古でこのカメラを購入したのが、33年の5月なのだから、前の所有者は昭和32年に購入して翌年に手放しているところをみると、絶対ニコンSPに買い換えているとしか思えない。
このカメラを持って父が奇跡の退院をした結核療養所に、写真を教えてくれた将来を嘱望されながら結核で入院してきた同年齢の若いカメラマンの人を見舞いに行ったとき「シルミンかあ。軽くていいなあ」とゆったカメラなのです。
「絞りはf5.6にセットしておくと絞りに一番負担がかからないんだ」と父にゆったそうなので、交換レンズを購入すると、私はf5.6にセットするようになってしまいました。
このニコンSシリーズのチャンネル1を見ていると、亡くなった父が生きて療養所を出ることができなかったカメラマンの人との会話が聞こえて来るような気がしてなりません。
ニコンのカメラではありませんが、亡くなった父が結核療養所で撮った写真と作例の写真が重なるからでしょうか。
投稿: ガタピシ | 2009年5月19日 (火) 15時59分
ガタピシさん、こんにちは。
「それにしても10.5cmF4、結構硬派な描写をしますね。」
このいわゆるマウンテンニッコールはFマウントの物もこちらのS系ニコンマウントの物もすばらしい描写です、カラーでの発色とヌケも良くて私はとて気に入っています。
機会があれば、是非試される事をお勧めします。
投稿: MARU0 | 2009年5月19日 (火) 20時17分
MARUOさん、おはようございます。
私はこの「ニッコールレンズ3つのチャンネル1」に出る前のモデルの10.5cmF2.5(初期型・ものすごく重たい)を使っていたので、10.5cmF4には手を出しませんでした。
10.5cmF2.5の描写が好きだったので、105ミリF2.5の表記に変わった時代の同じ設計のものも手に入れました。
機会があれば、手に入れてみるだけの価値がありますね。
投稿: ガタピシ | 2009年5月21日 (木) 10時33分
おそらくニコンFマウントのものになるかと思いますが、意外に早く機会があるかもしれません。
余り双眼鏡などには興味がないのですが、ちょっと古めの普通のプリズムを使用したニコンの双眼鏡を衝動買いしてしまいました。
「12× 40゜WF」の刻印があるもので、接眼部のキャップにレンズのキャップまで付いている美品で500円だったからです。
もしかすると、本当にもしかしてがあるかもしれません。
投稿: ガタピシ | 2009年5月21日 (木) 17時39分