大判用レンズの広告
カメラレビューNo.26に載っていた大判用ニッコールレンズの広告です。
こういった一般のカメラ誌では、大判用レンズだけの広告というのは割合珍しいですね。(この号では他にニコンFGの広告も掲載されていました。)
初期の大判カメラ用ニッコールレンズカタログの頃はわずか2本でしたから、こうして一同に並んだ製品を見るとこの頃(1982年)の写真人口の多さを感じます。35ミリ判カメラやレンズでも各社製品が充実していたころで、ニコンF3、キヤノンニューF1、ペンタックスLXといった高級一眼レフの出揃った時期でもありました。
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コメント
●いつも楽しく拝見させていただいております。
●20年~30年位前は、神社仏閣で建築物や花などをじっくり狙うおじいさんカメラマンの傍らに、リンホフかジナーか判りませんが4X5カメラがデンと立っていたものです。●写真館でも当たり前のように大判カメラを使用し、調子を見るために中判カメラにポラパックという、今から考えるとノンビリした時代だと思いますが、レンズシャッターなので高速でもフラッシュシンクロが連動したというのも、当時の大判カメラの強みだったのでしょうね。
●おカネとヒマと技術があれば、EDレンズ入りの大判ニッコールにBellowsを付けてデジカメで風景を撮ってみたいと思いますが・・・イメージサークルが大きいので、中心部だけを使用したときは相当鮮鋭な画像が得られるのではないでしょうか? そんな与太郎が何時出来るか判りませんが(笑)。
投稿: ふみとパパ | 2009年5月 8日 (金) 00時37分
ふみとパパさん、こんにちは。
半世紀近く前は昔は報道の現場でスピグラ+ポン焚での映像がテレビやニュース映画で流れていました。そんな頃はニッコール付きは有りませんでしたが・・・
近年では風景を熱心に撮っておられる方などはシノゴやバイテンを使っての撮影をしている方や中判カメラは普通に使っているのが見られましたから、35ミリ判以外のレンズ需要はそれなりに有ったのだと思います。
今はニコンやキヤノンのフルサイズデジカメが幅を利かせていますね。
投稿: MARU0 | 2009年5月 8日 (金) 06時12分