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大手5社の総売上高とカメラ部門の比率の推移

先日の大判用ニッコールレンズの広告の時期と重なる、MFカメラ製品が充実していた頃のデータです。
5日本カメラ工業史より

日本光学は昭和49年度まではカメラ部門の売り上げがトップでしたが、キヤノンが追い越し、その後はかなりの独走といった様子です。それが総売り上げではさらに大きくなっています。
この頃の売れ筋カメラ(ヒット商品AE-1やオートボーイなど)をいくつか出している結果ともいえます、また、1985年にミノルタα7000が出ましたが、その結果が数字にもはっきりとでていますね。

少し意外に感じましたのは、ニコンは昭和52年春からAiへ移行しました、その時のカメラ買換え需要があまり数字には出ていないんですね、という事は、売れ行きも私が思っていたほどは多くは無かったということでしょうか。
個人的には、この翌年の昭和53年までにDP-12やMD-2の追加、Aiレンズも数本買っていますので、周りもそうなのだろうっという私の勝手な思い込みが大きかったのでしょう。

また、日本光学のカメラ部門売上比率が昭和58年前後頃から下がってきているのは、総売り上げの中のステッパーの比率が上がってきた為だと思われます。

こうやって見てみますと、ニコンF3が発売されてからの数年間はカメラ部門の売上ってほぼ横這い状態という感じだったのですねぇ・・・確かに大ヒットって有りませんでしたが。


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コメント

この表を見る限り、ニコンは商売が下手ですね(笑)しかし、この年代に生産されたカメラで何台が今もメーカーでメンテナンスを受けられ、今も使えるでしょうか?(私の昭和50年製F2は今もニコンでメンテを受けていますぞ)AF化であっさりマウントを変更したり、カメラそのものの生産をやめてしまったメーカーもある中、ニコンのユーザーに対する姿勢は一番だと思います。しかし、昭和58年の売上が少なかったのは、ちよっと気になりますね。

投稿: 43-86大好きさん | 2009年5月11日 (月) 00時31分

ニコンのAiレンズへの買い替えが少ないのは、ニコンが非AiレンズのAi化改造を行ったからではないでしょうか?
絞りリングを交換してAi化のサービスをニコンは行いましたから。
総てのレンズがAi改造できる訳では有りませんでしたが。

昭和58年の売上が少なかったのは、確か外貨が変動相場制になり、特にドルに対する円高で、この頃はまだニコン直営だったか、ニコンSを販売してしてくれた総代理店だったか資料が手元にないので分かりませんが、ニコンの製品が円高で高くてアメリカで販売に苦戦していたときで、確かアメリカ向けの戦略カメラとしてFGが製品化されその大部分が輸出されていますが、円高、円高対応の戦略商品で利益が少なかったからではないでしょうか?

まだ半導体製造用のステッパーが経営の柱になっていない時期でもあったからでしょうか?
これは推測ですが。

蛇足
FG持ってるから、SB-15が欲しいです。

投稿: ガタピシ | 2009年5月11日 (月) 11時33分

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