調整座金
下はニコマートELパーツリストのコンデンサー受け調整座金の一覧です。
板厚の違いで、842bの0.06ミリから842rの0.9ミリまでの15種類が載っています。
この後の版では更に部品番号842a、2.1×3.8×0.05と100分の5ミリ板厚の座金も追加?(復活?)されています。
このように非常に多くの調製用ワッシャーを揃えてのデリケートな調整を要する部分とは下の図にあるシャッターダイヤル基部なのです。こういった座金の板厚による調整箇所は他にもいくつか見られますしスクリーン部やマウント部なら理解できます、しかし、このカメラに限りませんが、このように多数の種類が揃えられている部分はそうはありません。日本光学らしいと言えば言えますが、もう少し公差を大きくし余裕を持たせた設計はできなかったのかなとも思います。
画像を見られない方へ
こちらのPDFファイルをご覧ください。
| 固定リンク
「Nikon Camera」カテゴリの記事
- なめらかな動作が品質を保証する Nikon(2014.08.27)
- 標準レンズ付きカメラ修理料金 (43年前)(2014.08.23)
- 新製品ガイド ニコノス(2014.08.12)
- 1690年日本カメラショー 日本光学新製品(2014.08.09)
- 3つに働く・・・(2014.08.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント