BR-2/BR-2A
BR-2やBR-2Aは52mmアタッチメントサイズを持つレンズを逆向きに付けられるアクセサリーです。
おもな使い方は広角レンズや標準レンズを逆向きに付けての接写で、撮影倍率も高く取れます。
このリングの利点は、ベローズ使用時のように繰り出し量を多くする場合はワーキングディスタンスが短くなってしまいますが、これを使う場合は同様の効果が得られながらも被写体までの距離はフランジバック分より長い距離の確保ができます。
ただし、85mm以上の焦点距離を持つレンズには不向きですし、アタッチメントサイズも52mmで、BR-5や他のステップアップリングを併用しないと異なるサイズのレンズには付けられません。
また、Gレンズのような絞りリングを持たないレンズにも使用はできませんし、測光も絞り込み測光となります。
以下にBR-2/2Aを使いボディに直接逆向きにつけた場合のMFレンズの撮影倍率を記します。
20mmF2.8S 3.4倍
20mmF3.5S 2.9倍
24mmF2S 2.6倍
24mmF2.8S 2.5倍
28mmF2S 2.2倍
28mmF2.8S 2.1倍
28mmF3.5S 2.1倍
35mmF1.4S 1.8倍
35mmF2S 1.6倍
E35mmF2.5 1.3倍
35mmF2.8S 1.5倍
PC35mmF2.8 1.6倍
50mmF1.2S 1.1倍
50mmF1.4S 1/1.1倍
50mmF1.8S 1/2.0倍
マイクロ55mmF2.8S 1/1.1倍
マクロスライダーのような被写体とカメラとの距離を調節するアクセサリーと三脚は必要ですから、クローズアップレンズのようには気軽に使うとはいかないかもしれませんが、大倍率を割合安価なアクセサリーで得られるのが良い点ですね。
*今回はMFレンズでの倍率を記しましたが、「BR-2をAFカメラに装着しますと接点と干渉する場合があり、破損の原因になります、必ずBR-2Aを使うように」とのことです。
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コメント
いつも楽しく拝読させていただいています。
> BR-2をAFレンズに装着しますと接点と干渉する場合があり、
> 破損の原因になります、必ずBR-2Aを使ってください。
BR-2とBR-2Aの違いを私はよく知らないのですが、
(現物を比較しても、違いがよく判りません。)
レンズ側の装着相手はフィルター枠ですので、
「接点と干渉する」なら、ボディ側のような気がします。
投稿: スポック | 2009年4月20日 (月) 08時52分
スポックさん指摘ありがとうございます。
おもいっきり書き間違いしておりました。(^^ゞ
レンズの部分はカメラに置き換えです。
早速訂正させていただきました。
>(現物を比較しても、違いがよく判りません。)
ただ、私もそう言われているのをそのまま鵜呑みしていまして、実際のところ違いが良くわかっておりません。しかし、改良されているという事ですので、BR-2Aを使うにこしたことは無いでしょうね。
投稿: MARU0 | 2009年4月20日 (月) 13時57分