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ニコレックス35のカタログ

100万人のニコン ニコレックス35」として以前にもニコレックス35のカタログを紹介しました。
今回のはその後のバージョンではないかと思われます。
Nikkorex35cat1a
Nikkorex35cat2a

1枚ものですが表面には英字でのカメラ名のみと、しっかりとカメラを構えたポーズの女性が印象的なものです。
先のカタログと比較しますと、ずいぶんと印象が違います。


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Nikon Camera」カテゴリの記事

コメント

キヤノネットと同じ普及タイプを狙ったのでしょうが、一眼レフでクイック・リターン・ミラーでないし、交換レンズが使えなかったことが、当時のユーザーにアピールしなかった感じがしますね。このカタログの仕様見てると。
シャッター切った後ブラック・アウトしたままで交換レンズが使えないのならば、ミノルタのSR-2の方がデザイン的にも洗練されていて、交換レンズが使えるなら、ニコンレックスじゃなくてもと、思えてしまいますね。
しかも一眼レフはまだレンジファインダーのユーザーの間ではFが出ていても一眼レフよりもレンジファインダーの方が速写制に優れているといわれていた時代であることを考慮するとキヤノネットに負けても仕方がないって、思えてしまいますね。
一眼レフはシャッターを巻き上げないとブラック・アウトしたままで、ピント合わせが出来ない。クイック・リターン・ミラーでも絞りがプリセット絞りじゃあねえ。
そんな時代知ってる人も、少なくなってますから、いまこのカタロクを見た人たちはどんな印象を持つのか、私には興味がありますね。

投稿: ガタピシ | 2009年4月 7日 (火) 12時26分

当時はまだ技術的にも難しかったのでしょうね。Fで採用する際もおそらく非常に慎重だったのではないかと想像できます。僕が物心(笑)ついた時はすでにクイックリターンですからね。正直これを見てあまり速写性があるとは思いません。レンジファインダーの優位性がまだあったとおもいます。僕と同級生の人たちにこのカタログを見せても巻き上げてミラー復元する機構を想像するのは難しいでしょうね。

投稿: igay | 2009年4月 7日 (火) 20時22分

igayさん、でも私からするとこれでも進歩したなと思います。
なぜかM42に改造されている国産第1号の35ミリ一眼レフを作ったペンタックスの2番目の一眼レフと国産第一号の35ミリ一眼レフ用の交換レンズタクマー50ミリF3.5で親に写真を撮ってもらい、それを使ったのが初めての一眼レフ体験だった私には、それでも随分進歩したなとゆう感じもします。
国産初の35ミリ一眼レフ第1号のアサヒフレックス見たらもっとものすごいカルチャーショックを感じることでしょう。
私の父は若いとき肺結核にかかり(いまでも外科手術で病巣を切除しなくては完治しないタイプの結核だった)、療養所で将来を嘱望されつつもやはり肺結核で入院してきたプロカメラマンからゼミ形式で徹底的にとゆうかそうでもしないと時間を持て余す環境で写真のウデを磨いたので、ニコレックスも進歩したと思われるカメラと使い難いものの優秀なレンズで撮られた写真残されると、写真を撮ることとは何かをいまも考え込みますね。

投稿: ガタピシ | 2009年4月 9日 (木) 18時03分

ガタピシさん、こんにちは。
アサヒフレックスは親戚の家で見たことがありますので存在はしっていましたが、恥ずかしながらそれがアサヒフレックスのどの型なのか分からないのと未だに詳しい使用の仕方がわかりません。分かったことはシャッターダイヤルがシャッターを切ると回転することと、ファインダーに拡大鏡がついていてそれでピント調整することです。ただミラーについては壊れていたのか復元しませんでした。どの型かわからないのでシャッターボタンをはなす事によって復元するのかそれともクイックリターンなのか見当がつきません。しかし、最初にそれを手にした時にほかではたとえようも無い何か感動がこみ上げてきたのです。「これが国産の最初の一眼なのか!」まるで自分は一眼の歴史の一ページを見ている気分でした。生意気かもしれませんが僕は写真は機械それ自体やフィルムまたは撮像素子がどうのこうのではなく、写真を撮る撮影者の気持ちしだいではないかと思っています。たとえミラーアップして使い辛くても撮影者がそれを受け入れ自分のウデを磨いていけば今の物と褪色ないものが写せると思うのです。もちろんそれに優秀なレンズが加わればさらにそれは大きくなると思っています。写真はカメラがどうのこうので語れるほど浅くはないと思います。
勝手な話をしてすみません。少々生意気でしたね。

投稿: igay | 2009年4月 9日 (木) 22時55分

igayさん、それは故障ではありません。アサヒフレックスⅠ型か、アサヒフレックスⅠAはクイックリターンミラーではなく、シャッターボタンから指を離さなくてはミラーは戻りません。Ⅰ型とⅠAを見分けるのは、簡単でシャッターダイヤルの速度が8段階あるのがⅠ型で、ⅠAは6段階しかなく、三脚ネジ穴が端にあるのがⅠ型で、中央にあるのが、ⅠAです。
私の父が買ってきたアサヒフレックスはプラクチカのM42に改造されていたⅠAで、本来ならば50ミリF3.5はプリセット絞りのもののはずなのですが、Ⅰ型用のマニュアル絞り。しかし長年付けっぱなしにしたため外せなくなってしまったため、アサヒフレックスに採用されたプラクチカM37マウントをM42に変換するアダプターリングが付いています。
この重いシャッターボタンを軽くするために作り上げられたのが、クイックリターンミラーで、アサヒフレックスⅡBに日本で初めてクイックリターンミラーが付きました。
東西冷戦の時代だったので、随分長いこと世界初とされていましたが、世界初のクイックリターンミラーを採用したカメラはハンガリーで戦争が終わってまだ時代が落ち着いていない1947年には製品化されているデュフレックスとゆうカメラで、驚くべきことにポロミラーを使った一眼レフファインダーとライカM3より先んじて35・50・90のブライトフレームファインダーを持ち、シャッターも金属幕で、シャッター速度はB、1~1/1000秒の一軸不回転ダイヤルとゆうすごさ。
東西の冷戦がなければ、この特許はどうなっていただろうかと思われることを、このカメラを日本に紹介したカメラコレクターの人が書いているが、日本に初めて紹介されたのは昭和62年である。
閑話休題。アサヒフレックスを春先に購入した後、父は初夏にニコンS2を購入しているが、交換レンズはタクマーのM42の第一期のプリセット絞りの135ミリF3.5(当時の定番ですね)しかなく、使いやすかったニコンS2には交換レンズがなかったので、135ミリを使うためにはアサヒフレックスしかなかったので、アサヒフレックスを使ったが、不思議と自分が撮影したときのことは、事のほか鮮明に覚えている。
巻き戻しノブには閉口したがあの巻上げノブは好きで、速射したいときはノブとボディーの両方を動かして撮ったのは懐かしい思い出ではあるが、あの時の写真を見ると、元画家志望で審美眼を持ち、結核療養所で将来を嘱望されていながら当時、死の病だった結核で入院してきたプロにゼミ形式で徹底的に写真を覚えた父の写した人物写真と比べようもなかったが・・・
モノクロの時代なので女性のポートレートを撮るときのライティングといい、光の回り方をコントロールするために、化粧用のクリームを塗って撮った写真や私の写真を見るとよくぞあのカメラであると思う。
私は人物ではなく鉄道を撮っていたが、父に「これは悪くはないな」と言わしめる写真が撮れたのは、FDレンズの時代であった。
この時はカメラの数が足りなかったので、交換レンズとファインダーを整備したニコンS2をいつもサブカメラとして持ち歩いた時代でもあるが。
時には遊びでペンタックスSPに初期のタクマーを付けて撮影したこともある。KRでの撮影は楽しく、プリセット絞りの105ミリと200ミリにまで手を出したのは悪ノリのし過ぎだったかなと思うことがあります。

投稿: ガタピシ | 2009年4月11日 (土) 14時03分

●Maruoさん、みなさん、本文もコメントも興味津々拝読させていただきました。ありがとうございます。
●小生は42歳なので、ニコレックスの現役時代(?)は残念ながら知らず、カタログも今回初見参、後輩のニコマートとくらべて故障が多くビジネス的にはぱっとしなかったという事を以前に目にしていたので、こんなお洒落な=当時の時代の色濃いカタログは新鮮でした。
●今は見ませんがセレン式露出計の測光窓は独特で、これまた時代を感じさせます。昔は露出計の無いカメラも少なくなかった(普及機クラスで)と思いますが、ニコレックスは装備していたのですね。私の父は、フィルム外箱の裏側に印刷してある露出目安=太陽、太陽+雲、雲、日陰の4種の絵が添えられていたと思いますが=で露出を決めていたと言っており、小生もそんな事をした事を覚えていますが、ニコレックスはその面では進んでいたのですね。

投稿: ふみとパパ | 2009年4月11日 (土) 23時39分

ガタピシさんこんにちは。
ご助言ありがとうございます。もしまた親戚の家に行く機会がありましたらよく確認してみます。ただずっと使われていなかったと思うので調整は必要でしょうが・・・。

投稿: igay | 2009年4月13日 (月) 00時50分

私の家のアサヒフレックスⅠAはメカがヘタレているので、OHに出しても使える状態ではないので、たまたまM42に改造した個体だったので、M37の50ミリF3.5にM42変換アダプターリング(おそらく今日では見つけるのは不可能に近いかもしれません)があったので、ペンタックスSPに付けることが出来ましたが、igayさんの親戚のボディーが動く個体であればいいですね。
これはニコレックス35のⅠ型のカタログですね。レンズの性能は良かったのですから、この後に出たニコレックスズームの43~86のようにFマウント化されていたらと思いますね。
ニコレックス35はかなり前に絶滅してしまったレンズシャッターの一眼レフで、このⅠ型は採用したレンズシャッターにトラブルが多かったため、2年後に発売されたⅡ型はシャッターのメーカーを変更している上、ミラーまわりを除くと大幅な設計変更されているとのこと。
ニコレックスズームの43~86ミリF3.5についてはおもしろい話があり、43~86とゆう中途半端な数字とゆうのは、本当はAi35~70と同じこの数字のズームを作りたかったものの、当時の技術ではこの焦点距離でのズームは実用化が不可能で、この焦点距離に少しでも近いようにと長めに修正しながら設計しているうちに、この焦点距離になったとゆわれているとのこと。
当時の技術では十分考えられるとのこと。
ニコンFマウント化され、現在の技術水準になれた人たちの評価はあまりかんばしくないが、当時この43~86を凌駕するショートズームはなく、撮影に制約が多い報道の世界で長く使われ、この光学設計でマルチコート化までされている。
この43~86を越えるレンズはキヤノンがFDレンズの時代になって、製品化された35~70ミリのズームの登場を待たねばならなかったのだから。この間、どこのメーカーもこのレンズを超えるズームを製品化するためのチームが作られ、試作品を作り、その度に解散し、新たなチームが作られたとゆうのだから、当時の最優秀ズームであったとゆうことだろう。
なおAiの43~86は、新設計のレンズである。

投稿: ガタピシ | 2009年4月13日 (月) 22時31分

ガタピシさんこんにちは。
ニコレックス35はレンズシャッターを変更していたのですね。初めて知りました。
43~86はたしか高校で写真部に入っていたときに友達がニコマートELブラックにつけていたと思います。たしかに最初この数値を自分は35~70と比べて妙に中途半端だなと思っていましたが43mmは標準よりやや広いだけだったから問題はなかったのでしょうね。レンズの鏡胴周りのデザインもとてもすっきりしていてよく出来ていると思います。ヨン・サン・パーロクというのも響きがいいです。

投稿: igay | 2009年4月13日 (月) 23時54分

igayさん、ニコレックス35Ⅱは外観もかなり変わっていますので、すぐ分かります。
やはりここは管理人さんにニコレックス35Ⅱのカタログもぜひアップしてもらいものですね。
このカタログの写真、いま見ても新鮮ですね。
インパクトがあって、斬新ですね。
出て来る車は古いですが、テレビの人気ドラマ「ザ・ガードマン」のオープニングを思わせるものがありますね。

投稿: ガタピシ | 2009年4月14日 (火) 17時11分

ニコレックス35/2型は以前に写真工業の解説記事を紹介しましたのでそちらを参照してください。
http://nikonfan.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/35ii_2fbb.html
カタログは確か総合カタログしか持って無かったので、そちらでよければそのうちに掲載します。

投稿: MARU0 | 2009年4月14日 (火) 17時40分

MARUOさん、楽しみにしています。
カタログの持つそのカメラが販売されていた空気を感じることが楽しいのですから。

カタログで悲しかったのは、販売終了が近くなった時のF3は寂しかったですね。F3新登場のときと比べると。
撮影と現像、プリント作業に熱中し過ぎてしまったため、カタログを集めなかったのは悔いが残ります。銀塩のカタログに目を向けた時、カメラはデジタルでした。
デジタルには余り興味はないのですが、やはり時代を映すものなので、デジタルのカタログ集めてみようかなと、最近考え方が変わってきました。

投稿: ガタピシ | 2009年4月14日 (火) 20時18分

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