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ニコン スピードライト

スピードライトSB-1カタログの表紙です。
Sb1a
ニコンのスピードライトによる撮影は露光の正確さで古くから定評があります。それには以下のような一般基準以上の独自規格により設計されているのもその理由の1つではないでしょうか。

スピードライトの発光準備の目安となるパイロットランプの点灯ですが、日本光学時代のデータ(古くてすみません)によりますと、コンデンサーへの充電がおよそ80%以上の時となっています。(因みにSB-1では95%以上と高率です)

1970~80年ころの一般製品では、この値が60%程度の物が多かったそうで、ストロボは大雑把には電圧が2倍になると、光量は4倍ですので、カタログ上は発光間隔やガイドナンバーが同じようなストロボでも、コンデンサの充電電圧が80%以上と高い日本光学の物は、フル発光に近い状況の場合、露光が適正に近い物になるのが理解できると思います。

スピードライトは輸出検査規格に定められた基準以上で作られています、基準では、ガイドナンバーは公称値に対してプラスマイナス1段まではOKとなっています。また、配光特性は中央部に対し周辺部では、1段までの光量落ちはOKとなっています。(結構ゆるい基準ですが、近年でもコンパクトカメラなどはこの基準値に近いものもあるようです。)
日本光学のスピードライトは、当然それ以上の基準値です、SB-2が出た当時、同等性能の一般品よりずいぶん高価で、私には手が出ませんでしたが、高価だったのはそれなりの理由があった訳です。
また、SB-5が出た頃、このスピードライトは正確で安定した光量と配光特性からプロユースに評判で、多方面で基準ストロボ?として使われたと聞いています。

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コメント

ニコンの独自規格が現在まで精度の高いストロボを作ってきたのですね。95~80%とは・・・ストロボにも手を抜かない所はさすがです。ということは、ニコンF2のパイロットランプやアイピースパイロットランプなどの点灯基準も厳しめに作ってあるのでしょうね。

投稿: igay | 2009年3月14日 (土) 14時30分

私がニコンの純正のストロボで初めて手に入れたのは、SB-20。
ニコンFやF2とゆったメカニカルシャッター機に外光式でも正確でしたし、F4にAiレンズとの組み合わせでも確かでしたね。

ストロボを使えない環境での撮影が主だったので、トライXをISO1600に増感現像して使っていたので、最近まで気にしたことはありませんでしたが、ニコンはストロボにはかなりの自負があっのをニコンF3が新登場したときにもカタログにストロボにページをさいていましたね。

投稿: ガタピシ | 2009年3月14日 (土) 19時44分

SB-1が95%と高率なのは、マニュアルストロボで、常にフル発光する必要があり、当時のカラーフィルムなどラチチュードがとても狭かった為、その光量の誤差が1段もあると、あまり使い物にならないという事情もあったのではないかと推察しています。

投稿: MARU0 | 2009年3月14日 (土) 21時15分

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