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Hライン双眼鏡

キッチリ確認した訳ではありませんので、間違っているかもしれませんが、日本光学の民生用高級ダハプリズム双眼鏡としては下のカタログの製品が初ではなかったかと思います。(1976年3月発売)
H1a
H2a

この双眼鏡と同じ倍率ですと、たとえば7倍では、当時ポロプリズムタイプで明るい7×50CFがハードケース付きで33500円と近い価格です。また、9倍ポロタイプでは近い口径の9×35A CF・WFがハードケース付きで28500円と7500円も安い価格でしたから、この新発売のダハタイプの双眼鏡がハイグレードタイプだったのが分かるかと思います。

*この9×30DCFのように口径の後に「D」が付いている製品がダハタイプを表しているようです。

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コメント

ダハプリズムではないと思いますが、いま手元に1967年製のニコン6×18BINOCULRSとある双眼鏡があります。ニコンのHPなどを調べてみたら、「用途で選ぶ」で探してみたら、観劇用とありました。
ポロプリズム時代のものと思われますが、この当時、一体いくらしたんだろうと思いました。
元箱と使用説明書がいまも残っています。
この時代の最先端の技術の塊だったと思われる内容が書かれていました。
修理や調整は、必ず製造したニコンの工場で修理と調整を受けてください。と、書いてありました。
父が黙って買ってきたため、母もいくらしたか分からないとのことです。
何に使用したかとゆうと、当時NHKが日本の文化向上のためにと、年に一回だったかな、「黄金のトランペット」と本場ヨーロッパで全盛期だったプラシド・ドミンコ゛などのスターと将来を約束された若手オペ歌手を(日本の観客の鑑賞力を含む質の高さは日本公演を重ねるうちに知られるようになり、日本公演に抜擢されることは未来を約束されることになったため。白血病を克服して舞台に復帰できたホセ・カレラスが病後、最初の公演をしたのは、日本公演に抜擢され、日本公演で大成功をおさめ、凱旋帰国したからだ)イタリアオペラを鑑賞するために、手に入れたものだったのだ。このとき特等席は5万円。いくらの席で見たのと聞いたら、こっそりと「3万」と言っていた。「このチケット料金でもNHKは大赤字だぞ」と恐ろしいことを言っていた。
ニコンの双眼鏡に、インドア用の双眼鏡があるのが、最近はおもしろい。

私の手元にあるニコンの双眼鏡も、ダハプリズムが登場した時にしても溶かして冷やして作った光学ガラスの目を見ながら双眼鏡のプリズムの大きさに切り出して、荒と石で削り、段々と目の細かい砥石に変えて研磨剤を使ってしあげていたのが、いまは光学ガラスを高温で溶かし金型に入れてモールド整形して、後は仕上げの研磨を一発すればいいのだから、時代は変わったとつくづく思います。

投稿: ガタピシ | 2009年3月28日 (土) 17時49分

ガタピシさん、こんにちは。
お父様が買ってこられた双眼鏡は、おそらく当時発売間もないニコンルックシリーズの物だと思われます。これは6倍、7倍、8倍が出ていて、価格は当時のカタログを探し出さないとちょっと分かりませんが、結構売れ筋の双眼鏡だったように記憶しています。

投稿: MARU0 | 2009年3月28日 (土) 19時58分

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