ニコン標準小売価格表① 昭和50年9月21日現在
下は以前に「1970年代の価格表など」で紹介しました価格表のうち左上中ほどのオレンジ色の①番の物をモノクロにしたものです。(1枚もの4頁)
この1番の物以前はカラー印刷でした(「1970年代の価格表など」左上の下のほうの物)ので、コストダウンがはかられたのではないでしょうか。
さて、この中面で黒く塗りつぶされた部分が私は気になりました。しかし、ニコマートFTn用のアクセサリーシューII型と52mmL1Bcの価格の間違いであろうことは想像がつきますが、内容は分かりませんでした。
フィルターの方はこの直前までモノコートのL1Bが販売されていて、価格が2000円でしたので、おそらくはモノコートのL1Bの価格が載っていたのではという想像がたちます。
このあとの②版昭和50年11月21日現在ではそのころ発表されたニコンF関連主要アクセサリーであるファインダーとモータードライブの再生産品の価格が載りだしました。
この時のF-36の直結式電池ケースの側面にあるターミナルはそれまでのコンセント式からF2用のMD-1などと同じ丸型3ピンターミナルになりました。アクセサリーの供用化を考えての事と思われます。
余談ですが、①版の価格表の9月21日はその4年前にニコンF2が発売された日なのです。
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