ニコンS2 使用説明書のデザイン
2種類の色違いで並んでいますが、以前にニコンSPのカタログやニコンFの取り説の時に記しましたように、こちらも色違いで日本語と英語版になっています。
上の方が下の物より時期的には古いものとなっていて、それぞれの右側が日本語版、左は英語版です。
これら説明書で同じ表紙デザインでも時期により内容に少し違いがある物がいくつか見られ、例えば、レンズフードが初期はシリーズフィルターを挟み込む分割、ねじ込み式の物が載ってますが、後にはラッパ型のスプリングフードになっていたり、レンズやアクセサリーも追加されていたりします。
そのうち内容を紹介したいと思います。
また、この説明書の表紙デザインも亀倉雄策氏です、このような説明書のデザインを氏が手がけた初めの物は1954~5年頃でニコンSの最後期タイプになります。
それ以前は横長のものでしたが、このタイプのS型説明書では異なったデザインがいくつか見られ、初期はニコンM型とほぼ同じものでした。
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