最初のニコン概略図
これはニコン物語に出ていた高橋実氏の書いたニコンカメラの概略図で、この中には、おそらくニコンの構造を図解した最初の資料ではないかと書かれています。
また、これには大事な忘れ物があり、それは、レンズ交換などの際必要なヘリコイド部の無限留めで、「このように大事な機構が忘却されてしまったということは、信じ難い珍事であった。」と書かれています。
確かに、この図を見ますと、それらしい機構は見当たりませんね・・・・
また、当初はダブルマガジンで構想されていた事もわかります。
因みに、この作図者の高橋氏はニコンS2のシャッター設計者でもありまして、その時の事を以前少し紹介しましたので、覚えている方も居られるのではないでしょうか。
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