« 最初のニコン概略図 | トップページ | ドイツ人技術者 »

Aiマイクロニッコール55mmF2.8は存在したのか?

Aiマイクロニッコール55mmF2.8の販促資料の表紙と裏表紙面の画像です。
55mmf28aimicroa

発売は1980年2月で、これには当時同時期に発表されたニコンF3に着けられた画像が使われています。
しかし、良く見るとこれはAI仕様ではなく、既にAi-S仕様の絞り環になっています。

この発表時には同様に50mmF1.8やシリーズEはAi-S仕様ででていましたし、こちらの50mmはちゃんとAi-Sの表示で同時期の販促資料には載っています。
マイクロ55mmF2.8のAi-Sは翌1981年12月の発売ですので、私が入手したこの資料が、実はAi-S表示するはずが印刷の手違いなど間違っていただけなのでしょうか?

因みに画像のF3ボディは初期型の特徴であるバルブの文字がオレンジですし、AEロックボタンもまだ変更されていません。グリップの擬革もネオプレンゴムでは有りませんので、1981年夏以前の物と思われます。
実は発売当初からAi仕様での存在はなく、Ai-S仕様のみだったと考えていますが、本当のところはどうなんでしょう?SタイプではないAi仕様を使っている方やご存知の方コメントいただけないでしょうか。

さて、このマイクロニッコールですが、それ以前のF3.5のタイプでは設計時の基準倍率を1/10にとって行っていましたが、こちらは近距離補正方式にし、一般レンズ同様に無限遠での設計とし無限遠から1/2倍まで良好な画像が得られると説明にありました。それを踏まえてのコピーが「一般撮影にも好適な、マイクロレンズ」なのです。

|

« 最初のニコン概略図 | トップページ | ドイツ人技術者 »

Nikkor Lens」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しい情報ありがとうございます。
最近程度のいいAiが少なくて探すのに苦労してます。
Ai55mmf2.8も購入したくて探してますがなかなかないですね。細かくて恐縮ですがAiの方はどのカタログを見ても最小絞りが黄色、Ai-Sの方はなじみのオレンジ色となってます。区別はされているようですがマウントを確認してみるとあんがい最初から-S使用なのかもしれませんね。直読最小絞りに色をつけているあたりを怪しく思います。

投稿: ねこ | 2009年1月17日 (土) 13時22分

今回の55mmF2.8については、私も20年以上ずっと不思議に思い続けておりました。
このレンズは後に仕様変更があったのか、後のモデルでは取り付けリングの絞り指標付近のツルツルとした部分がギザギザになっていました。
私はこのツルツルのレンズを「Ai」として、新古品で購入しました。
しかし実物は管理人様の言うとおりで、完全にAi-s仕様になっています。
ですが、説明書の印刷手違いは無かったのではないかと思います。
手持ちの説明書を見る限りに於いてはAiレンズという位置づけになっています。
というか、説明書の写真自体もまだF2 PhotomicAになっていました。
やはり本来のAiの外観を持ったものは無いのではないかと思っています。
中古店でも見たことが無いですね、あれだけ転がっているのに・・・。

下記に説明書の一部を載せましたので参考にしてください。
http://www.imagegateway.net/a?i=2kJjMaQFLq

もうひとつ謎なレンズがありまして、それはAFの600mmです。
最初にレンズカタログに登場したときには初期のAi-AF同様のつやのあるブラック仕様でしたが、一旦消えて再登場したらシボのあるモデルに変身してしまっていました。
(180mmのような変身?)
あのレンズ、どうなったのでしょうか。

投稿: すずめ | 2009年1月17日 (土) 15時00分

ニコンF3を買った人からいただいた、「新・ニコンの世界」の1980年8月20日の第4版のマイクロニッコール55ミリF2.8の最小絞り値を見るとオレンジ色でAi-S仕様になっています。 
印刷でハッキリとはしないのですが、F3新発売のカタログ(1980・2・15版)のマイクロニッコールの最小絞りの色はちょっと微妙です。暗い所に保管して置いたのですが、いかんせん29年前のものなので。
このレンズだけ他のAiと発売時期が違うので、Ai-S仕様だけなのではないかと思えなくもありませんね。                     

投稿: | 2009年1月17日 (土) 16時31分

ごめんなさい。正確な日時はわすれてしまいましたが、私はこの55mmF2.8をで出たばかりのときに購入しました。ちょうどマイクロニッコールを買おうと思っていたときに、もうすぐ新製品が出ると聞いたので、それを待って買いました。はっきり憶えているのは、Ai-Sなどとはどこにも謳っていなかったことです。現物を手にして、マウントの丸い凹みと、最小絞りの色付けを発見したので、これは「ぜぇ~ったいに何かある」と思って、サービルステーションまで、質問に出掛けたことも、はっきりと憶えています。そのときは、しらばくれられたのですが、後日になって、Ai-Sレンズの発売を知り、「このことだったのか!」と納得(?)しました。私も、Ai-Sで無いものは、存在しなかったと推察しています。

投稿: スポック | 2009年1月18日 (日) 21時17分

すずめ様こんにちは。横レスで失礼します。
> もうひとつ謎なレンズがありまして、それはAFの600mmです。
確かF-501AF発売時のカタログに「発売予定」としてラインナップされていましたね。しかし、実際の発売はずっと後で、そのときには、AF-Iになっていました。私は「レンズが大き過ぎてボディ側のモーターで駆動するには無理があったのだろう」と勝手に解釈していました。私が知り得る限りにおいては、最初のAF600mmは世に出ていないと思います。

投稿: スポック | 2009年1月18日 (日) 21時25分

皆さんコメント有難う御座います。

教えていただきましたカタログ・資料を揃えて検討したいと思います。

すずめさん/スポックさん:Ai-AF ED600mmF4Sですが、1986年に発表されていますが、おっしゃるように結局一般には市販されなかったのではないでしょうか?
AF600mmF4は1992年のAF-I仕様まで待たなければならなかったようです。AF-Iで出た理由も(AF時の負荷が大きい、ギヤ比を下げるとAFが遅いなど)おそらくはスポックさんの考えが近いように思っています。

投稿: MARU0 | 2009年1月18日 (日) 21時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185882/43746859

この記事へのトラックバック一覧です: Aiマイクロニッコール55mmF2.8は存在したのか?:

« 最初のニコン概略図 | トップページ | ドイツ人技術者 »