ニコノス15mmファインダーDF-11
ニコノスIV-Aの頃までの15mmレンズ用水中ファインダーは、画像のようにカメラ本体に上下で固定する形式でした。
しかし、これは簡便な裏ブタ開閉式となったIV-A以降では特に使い辛く感じられ、ニコノスV型発売時に改良されたDF-11となりました。
ただ、このファインダーは大きく、単にアクセサリーシューに差し込んだだけでは使用中に脱落する恐れがたぶんにあり、外れ防止策が講じられていました。
DF-11の外れ防止策としては、シュー座部にL字形状の板バネを設け、この板バネの先端とカメラアクセサリーシューの角部とを係合させて使う構造になっていました。こちらは勿論初代ニコノスI型から使えますが、登場はV型の時期まで待たなければならなかったのは、少し遅かったように思います。
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