ニコンF3AFの光路など
下の画像はニコンF3販促資料にあるニコンF3AFの光路(フレーミング、測光、測距)やAFレンズの機構などを分かりやすく紹介したものです。
カタログなどには、DX-1ファインダーに使われているレンズやプリズムなどのイラストはもっと簡略されたものしか載ってなかったようであまり実感がわかないのですが、実際は下のように多数のプリズムやレンズなどが使われ
ており、かなりのコストが掛かっている事が分かると思います。以前に紹介しましたDX-1展開図も合わせて見ていただきますとより分かると思います。
発表された当時、各部(*1)部組品として、工数を減らしてはいますが、あのサイズ内への組み込みや検査などは、ニコンSPなみに手間が掛かっているという勝手な印象を持ってました。
当時のDX-1ファインダーの価格110000円は実質赤字でメーカーではペイ出来る価格設定ではなかったと聞いています、しかし、本当の所は知りません。
*1:DX-1展開図にある部品番号の前にB文字が入っているものは全て部組品(assembly)です。
| 固定リンク
「NikonF3」カテゴリの記事
- 野火重本のF3(2014.04.06)
- キヤノン ニューF-1 診断室(2014.02.23)
- NASAは、三度パートナーにニコンを選んだ。(2013.12.19)
- ニコンF3新発売広告英語版(2013.11.30)
- 「スーパーニコン」―ボディ内に全ての測光系統を集約した。(2013.09.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント