ニコンFフォトミック
上はニコンFフォトミックのカタログの一部分です。
このカタログは3つ折1枚のもので、表紙と中面の一部です。
これには50mmF1.4と58mmF1.4の2つのF1.4標準レンズが併記されています。
しかし、画像に使われているレンズは以前記しました疑惑?の5cmF1.4のときのように5.8cmF1.4のみしか写っていません。やはり、50mmF1.4はこのカタログ製作時には間にあわなかったのかもしれません。
価格表に目を向けますと、発売当初はレンズ付きでしか販売をしていなかったのか?カタログにはなぜか本体のみの価格を意図的に消したように薄くなっています。
また、その下段のコンパートメントケース(角型)とは後にFB-1と呼ばれた物で、市場ではほとんど見かけません、フォトミックファインダー付きFやニコンメーター付きのニコンFを無理なく収納出来ますが、レンズは標準レンズクラスより小さな物とフィルターなどしか入れられません。
これらケース価格も訂正のシールが貼られています。
コンパートメントケース(角型)
フォトミックファインダーは初期のものですので、受光部スイッチは遮光板式で、ASA感度を設定するには上面の2本のピンを指で引っ掛けて回して行います。
雑誌広告も含め、ニコンFフォトミックでは修正が多く、いろいろな想像を膨らませることができる登場でした。
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