5cm 6.5cm屈折赤道儀
米国の現地法人NIPPONKOGAKU(U.S.A.)inc.から出ていたニコンS2カタログの最終ページに載っていた天体望遠鏡紹介部分です。
この頃は日本ではまだ、「ニコン」は日本光学の高級カメラの事でしたが、米国ではニコンは既に日本光学の双眼鏡などを含む製品全般をさしていたようです。
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コメント
ニコンはカメラ作るのは大変だったでしょうが、天体望遠鏡だとか双眼鏡の方は昭和20年8月15日を境にして親方帝国海軍から民需の会社になりましたが、双眼鏡は軍用も民間用も関係のない汎用品だし、天体望遠鏡は航空隊が訓練の観察用と航空基地に接近する敵機の監視と機種を確認に使った望遠鏡の技術を応用したって感じですね。
このカタログを見ていると、ニコン(のカメラ)が頑丈なのは、ニコンはアメリカ軍と撃ち合いをしたから頑丈なんだ。って言っていた世代の人たちが居て、その世代の人たちもこの世の人別から離れてしまったのを感じます。
投稿: | 2008年11月29日 (土) 14時35分
天体望遠鏡で忘れていることがありました。海軍は海を航海するし、日本の海軍機は航続距離が長く海上を飛行して作戦行動をしていた関係で、自分達の居る位置を割り出すのはいまみたいに人工衛星によるGPS航海、飛行などはなかったので、六分儀による天体観測で自分達の居る位置を割り出さなくてはならなかったので、天体関係のデーターも豊富だったから設計製造をしやすかったのでしょうね。
投稿: | 2008年11月30日 (日) 20時55分