ニコンS2広告の比較
下は国内各カメラ雑誌に掲載されたニコンS2の広告です。
(写真工業1955年)
一方、こちらはLIFE誌に掲載されたスペイン語?の珍しいニコンS2の広告です。
(LIFE1955年)
2つの広告は同じ頃のものですが、国内向けは日本光学工業社内での製作、下は亀倉雄策氏のデザインとの事です。
海外向けはニコンの書体に早くも斜体のロゴマークのはしり?を使い、センスの良い広告に仕上がっていると思います、一方、国内向けはニコンI型以来あまり代わり映えしない、デザインには力を入れてないような、新機能の説明のものとなっています。
因みに、亀倉氏がニコンの国内向け雑誌広告のデザインを手がけるのは、ニコンSPやニコンFが出る1950年代末頃になってからと聞いてます。
| 固定リンク
« ニコンの会 | トップページ | 開放F値のセット »
「Nikon RF Camera」カテゴリの記事
- 最鮮鋭原板をつくる高能精密小型カメラ(2014.09.10)
- ニコンカメラM型広告(2014.09.02)
- 地方から御来店の御客様には交通費全額負擔いたします。(2014.08.24)
- 特許距離計・望遠廣角鏡玉迅速交換・獨創的齣数計算盤(2014.08.21)
- バヨネットによる各種高性能ニッコール鏡玉の迅速交換(2014.08.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント