ライカM3
フォトキナにてライカM3が発表された時、日本光学はニコンS2をほぼ完成させ発表の時期を待つ程度までになってました。
しかし、M3が発表され、その完成度の高さなどから急遽各部の見直しが行われ、巻き上げレバーへの変更などの後に発表されました。当初の発表予定より数ヶ月遅れてしまったと言われています。
下はライカM3の詳報として北野氏がフォトキナの当地から送ってきた写真工業25号のレポートのトップページです。
この記事の中で北野氏は等間隔目盛りの一軸不回転シャッターは褒めてますが、「レバー巻き上げはコンタックスより一歩前進であるが、レチナには及ばず、ライカビットの方が更に進んでいる」と評すなどのほか、巻き戻しノブやファインダーも意外に評価は辛いものとなっています。
最後に「今こそキヤノン、ニコンがこれまでの経験を活かしながら、ライカの後を追わず、奮起一番方向転換をして新基軸を出すべきではあるまいか。」と結んでいます。多くの日本のメーカーはこのあと一眼レフカメラへの移行をしたのは周知のとおりです。
この記事の中で使われている画像はカタログの転載でとても若い番号700026のM3がいくつか出てきます。
記事はこちらにありますので参考にしてください。
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