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ニコンI型の頃の交換レンズ

ニコンI型が発売されていたのは昭和23年春から24年夏頃まででした。
この間に発売されていた交換レンズは5cmF3.5、5cmF2、13.5cmF4、8.5cmF2、3.5cmF3.5の5種です。

この頃は番号の頭何桁かの捨て番はレンズの出図時期と関連は深いと言われています。

例えば、5cmF2のごく初期は609**がレンズの番号でしたが、このレンズの出図時期は昭和21年9月で、西暦に直すと、1946年9月ですので、194609となり、その下3桁の年月が捨て番となっているとのことです。

(この西暦の説のほかに、戦前の日本光学は軍部と深い関わりがありましたので、捨て番に皇紀を使っていたと言う説があります、皇紀は西暦の紀元前660年から始まってますので末尾の数字は同じになります。)

同じように以前に紹介しました「昭和32年35ミリ判用カメラレンズ出図時期」に他のレンズを当てはめてみますと8.5cmは“712”になる筈ですが、なぜか1ヶ月ほどズレて、“801”が製品に見られる捨て番となっています。同じように1ヶ月ほどのズレが見られる物に13.5cmF4もあり、こちらも四十年史の出図時期からでは“610”となりますが、実際は“611”です。
四十年史のデータは出図時期だけではなく、設計開始、あるいは検討前の基本設計完了の時期と混同しているのではないかと思えてきますが、実際のところは分かりません。
3.5cmの場合は最初期の捨て番が“612”ですが、こちらは鏡胴の設計完了年月との事です。

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