免税
消費税が導入される前は所謂贅沢品などには物品税が課せられてました。
カメラやレンズもそれに含まれ、1970年頃は十パーセント強から十数パーセント程度の課税だったようです。
ただし、海外からの旅行者や海外への渡航者、学術、教育などの特殊用途に使用する場合は所定の手続きなどを行えば免税の価格にて購入が出来たようです。
下の画像は、それを販売店向けに簡単に説明したものです。
カメラやレンズはほぼ物品税の課税対象品ですが、それらの中でも非課税品があり、その基準がどのようなものだったのかしりませんが、例えばフォトミックファインダー系単品は課税品目に含まれ、アイレベルファインダーやアクションファインダーなどその他のファインダーは非課税でした。
レンズもFマウントレンズほとんどが課税品でしたが、なぜかフィッシュアイニッコールは非課税となってました。
モータードライブは非課税、リピーティングフラッシュは課税、スピードライトも課税、リングライトは非課税、メディカルニッコールは課税対象品などよく分かりません。
当時、ニコンはほぼ定価での販売でしたので、医師や一部の教授などが免税価格でカメラやレンズを購入できたのがとても羨ましかったのを覚えています。
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