終戦時の生産能力と実績
1945年8月終戦時の日本光学工業の生産能力とその前1年間の実績を記した表です。(四十年史より)
終戦直近は物資の余裕もなく、当然なのかもしれませんが、民生品はなく、全て軍需品ですね。
この中の多量生産品に以前紹介しました九三式4倍双眼鏡の具体的な生産数が出ています。
最大で月産7500台の生産能力とありましたが、実際は物資の都合でしょうか年産で15000台強だったようです。
以前記しましたが、これほど多量に作られていた物としては、割合見かけないので、もしかしたら亡くなったおじいさんの遺品としてタンスの中に眠っていたり、終戦後返納してつぶされたりしたのでしょうか。
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