ニコンフィルターの分光透過率
貴方はレンズに保護フィルターを普段付けていますか?
それとも、極力レンズの前には余分な物を付けないほうでしょうか?
私は、過去にいろいろな失敗をしたことから、現在は保護の為にフィルターを付けて使用しています。
前に一度少し紹介したかもしれませんが、撮影に夢中になりレンズ先端を水没させてしまったり、前玉を被写体に接触させてしまうなど特に接写の時の失敗が多かったように思います。
さて、そのフィルターですが、現在はマルチコートが当たり前となりましたが、そのフィルターの透過率は思ったほど高くはないのです。
下のグラフはニコンフィルターのカタログの抜粋ですが、これを見ますとおおよそ各フィルター最高で90%そこそこであることが分かるかとおもいます。
人の可視域は大体380nmから780nm(ナノ・メートル)ですので、L37Cがほぼ常用に向いていることが伺えるかと思います。
私はプロテクター兼用としてL37CやL38、L39を使うレンズの時代に大体合わせて付けています。
他にL1BCなどの所謂スカイライトフィルターを常用にしている方がソコソコいるのか、中古で買ったレンズに結構付いて来たりします。
| 固定リンク
「Nikon Accessory」カテゴリの記事
- ニッカ複写器II型(2014.09.24)
- 幻のニコン新型ユニバーサルファインダー(2014.09.20)
- 日本光学の新製品3(2014.08.20)
- ニコンS2用近接撮影装置(2014.08.05)
- ニコン複写器(2014.07.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
私も普段から保護目的でフィルターを装着しています。
撮影会で近隣の撮影者の頭がレンズにブツカリ、前玉にベットリとポマードを付けられた時にはフィルターを装着していて良かったと感じました。MARUOさん同様、フィルターに何度助けられたことか・・・
デジタルの普及に伴ってかニコンの保護用?フィルターも最近はL37Cに変わってニュートラMCになっていますね。
投稿: take9 | 2008年8月15日 (金) 08時31分
デジタル主流の今は、ニュートラルカラーフィルターと偏光フィルターがあれば用が済んでしまうご時世ですが、昔はカラーフィルムの晴天時の青かぶり防止のためのL1Bc、白黒フィルムではコントラストを付けるためにY48などを用いていました。また遊び心で色あせた感じを作るためにコダクローム64にA12フィルターを付けて撮影したこともあります。色のついたフィルターも銀塩時代の古き良き時代なのでしょうが、小生もMARUOさん同様レンズ保護用にいまでもフィルターを愛用しております。
投稿: ふみとパパ | 2008年8月16日 (土) 19時08分