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カ鏡

「カ鏡」変わったタイトルですが、実は昭和初期に作られた有効口径25cmの巨大な双眼鏡の日本光学での当時の呼び名です。

昭和11年設計、14年に満州北部国境監視哨にて試験後「25cm特九八号鏡」として制式採用されました。
下は75年史の該当部分です。

25cma

実視界は50倍時1度12分、83倍時44分となってました。

屈折系と反射系で長さは相当違いはありますが、Fマウントのレフレックスニッコール2000mm(対角画角1度10分)の外径が近い(262mm)ので、これを2つ並べて双眼鏡にしたような太さで全長1.5~2m程度の長さのイメージをするとおおよその大きさの感じがつかめるかもしれませんね。(汗)

*75年史には「カ眼鏡」となってますが、四十年史には「カ鏡」とあり、75年史の内容は四十年史の孫引きと思われますので、四十年史の表記を採用しました。

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コメント

いつも大変楽しく拝見させていただいております。
戦前は軍需光学機器が主体であったと伺っておりますので、常識を超越するものを軍部から注文されていたのでしょうが、これは持ち運び自体が大変であったと想像します。筒は砲金など重い良質な金属を削りだしたのでしょうか?エンジニアリングプラスチックやマグネシウム合金の無い時代ですから、軍用とは云え半端ではない重さであったと思います。 有名なトラックに載せられた望遠写真機も凄いですが、こちらも双眼鏡もさぞ大きく重かったのではないでしょうか? 反射光学系で「力鏡」とは勇ましく上手な愛称です。

投稿: ふみとパパ | 2008年8月 1日 (金) 11時23分

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