F2補修用パーツ
ニコンF2の巻上げクランク基部にあるアクセサリーシューのカバー(飾板)です。
下の画像のようにこのカバーはビスではなく、接着剤で留められています。(図中22番)
修理などで左のトップカバーを外す必要がある場合、これを剥がさないといけませんが、アルミ製の薄い板なので、結構簡単に曲がってしまいます。
その為、補修用の部品としては交換の頻度が高い部分なのですが、最初の画像のように、今のパーツはクランクの回転方向を示す矢印が無いものとなってしまいます。
もし、ご自身で分解する場合はこの部品を予備で持ってないでしょうから、接着剤を有機溶剤で少しずつ柔らかくしていく感じで慎重に剥がすようにしてください。
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コメント
こんにちは。いつも当ブログ大変参考にさせていただいております。
さて,このF2アクセサリシューのカバーですが,基本的には修理時も取り外さないそうです。
外さなくとも,ミラーボックスが分離できるためとのことでした。
こちらでも参考文献に有りますクラシックニコン完全分解修理手帖に記載されています。
投稿: やまね | 2008年8月 3日 (日) 12時57分
やまねさん、コメントありがとうございます。
まだ、F2の部品が多く残っていた時期は、巻き戻し側のトップカバーが凹んでしまった物と交換してましたので(番号は変わってしまいましたが)、これを剥がす必要がありましたが、現在はパーツも無く、剥がしての修理はあまり多くはないでしょうね。
投稿: MARU0 | 2008年8月 3日 (日) 13時15分