91cm天体反射鏡写真儀
昭和36年10月の写真工業113号に、カメラ雑誌には珍しく、日本光学の91cmの反射望遠鏡の記事が3ページにわたり掲載されました。
下はその記事の中にあった91cm天体反射鏡写真儀の光路図です。
わかり難いかと思いますが、主鏡の直径980mm、有効径914mm、焦点距離4600mm F=1:5、カセグレン焦点距離16500mm F=1:18となっています。
この望遠鏡は昭和37年11月開所の旧東京天文台堂平観測所に設置されたもので、現在は「堂平天文台 星と緑の創造センター」として一般に開かれた施設となっています。
ただし、観望会は毎月第2、第4金曜日のみとなっていて、天候にも左右されますので、なかなか参加する機会がないのですが、いつか参加してみたいと思っています。
*記事の内容に興味のある方へ、全文はこちらにあります。
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コメント
MARU0様
上記堂平天文台で技術ボランティアをしております”てら”と申します。
貴ブログ、毎度大変興味をもって拝見しております。
91cmの記事が出ていて、さらに貴重な資料付き。感服しました。掲載の光路図に載っているもののうち、かなりの部分が失われていますが(機器の進歩に応じて、世代交代したためです)、本体はとても元気です。 ぜひ御都合の良いときにおいで下さい。大歓迎します。
投稿: てら | 2008年8月 4日 (月) 23時50分