ニコン20cm・15cm屈折赤道儀
画像は1970年代半ばに出ていたニコンの屈折赤道儀天体望遠鏡のカタログの一部分です。
私は星をやってませんでしたが、確か1973年ころで15cmmが170万円、20cmが350万円程度だったと聞き、漠然とした憧れを持ってこの望遠鏡のカタログを見ていたものでした。
さて、このクラスの望遠鏡から撤退?して久しいですが、(株)ニコンになって私が知っている最も新しいニコンの天体望遠鏡は1999年6月開所のアクトパル宇治に納められた25cmF8の屈折赤道儀です。
この頃は既にアマチュア向けの望遠鏡からも姿を消し10年近く経ち、この望遠鏡が納められた事を聞き、また、10cmクラスの望遠鏡が復活しないかと淡い期待を抱いたものでした。
アクトパル宇の物は20cm・15cmクラスの望遠鏡のドームにも収まるよう小型化されているとの事です。
光学系仕様
有効経 250mm
レンズ構成 5群5枚
焦点距離(設計値) 2000mm
口径比 F/8
仕様波長域 400-700nm
イメージサークル 100mm
歪曲(100mm視野端) (+)0.1パーセント
分解能 0.5秒角
集光力 1276倍
極限等級 13.8等級
機械系仕様
合焦筒ストローク 0mm-84mm
微動合焦ハンドル減速比 1/40
合焦目盛り 0mm-80mm、1mm間隔
(副尺0.1mm読み)
全長(合焦筒縮小時) 2387mm
総重量(副望遠鏡は除く) 約100kgf
(付属バランスウエイト9kgf、鏡筒保持金枠約10kgfを含む)
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