MD-11
ニコンSLR用モータードライブとして(ワインダーは除く)は、F一桁機以外対応として初のモータードライブで、当初の販促資料には、「FM専用」といった文言もみられました。型番の桁もF一桁機と区別され、二桁台の数字が充てがわれMD-11となりました。
以前にMD-11とMD-12の違いを記しましたが、その中にあるように、設計思想がMD-3に近いものでした。しかし、比較的短命に終わり、2年半ほどで姿を消してMD-12へとバトンタッチすることになりました。
上の画像には、MDにピストルグリップ2型を付けた物があります、何かバランスが悪く、保持が大変そうに見えてしまいます。
このカメラに限らず、ピストルグリップを付けたカメラ(付ける場所がMDやレンズの場合でも)って、私は苦手で、実使用は3度ほどしかありませんでした。使いやすそうな印象で買うのですが、実際に使ってみるとそうでもなかった物の1つです。
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コメント
毎年恒例の松屋のカメラ市に行ってまいりました。そこでこのMD-11の安いものを手に入れFM初期型に装着してみました。装着したことによりF2を使っている自分にちょうどいい重さになってくれました(笑)また
グリップがあることによりホールド感が良くなったと思います。うちの大学の写真部でモードラを持っているのは数人で、しかもMD-11となるとおそらく自分だけでしょうね(笑)ところでこのMD-11は当時、旧F-1のモードラとほぼ同等の駒速(3.5コマ/秒)であることに驚かされました。
投稿: igay | 2010年2月17日 (水) 22時08分
ところで突然ですみませんが、FMの初期の厚手のカタログをそろそろぜひ見てみたいと思いますので差し支えなければぜひあげてもらえないでしょうか。先にあげて下さいました後期のカタログとの比較がしてみたいと思ったのです。いろいろ雑誌で見ますとFMは出たての頃、F2のコンパクト型とも言われていたようです。実際、フォトミックASとほぼ同様の露出計やファインダー情報量、MD-3の思想を受け継いだMD-11やそれに使用するアクセサリーなど結構類似するところがあると思います。
投稿: igay | 2010年2月19日 (金) 01時02分