« 初期の天体望遠鏡(民生用) | トップページ | DXコード »

DX-1展開図

下の画像はニコンF3用AFファインダーDX-1の修理指針にある展開図です。
Dx1a


図のB117はレンズ側(カメラ本体側)との接点部分なのですが、見るとリード線が5本しか出ていません。
接点用のミゾは7箇所分ありますが、電気接点として5箇所しか金属が入ってないのがDX-1の外観を見ても判断できます。
一応この接点ですが、本体マウント側から見て左より順に Vcc(3ボルト)、距離制御信号用,
最短から無限への焦点信号用、無限から最短への焦点信号用、空き、GND、GNDと6接点なっています。
これはレンズ側を見ても同じです。(4:2に接点が分かれていて、その2つになっている方がGNDです。)
レンズ側や本体マウント部とDX-1では数が合いませんが、レンズ部などの2つのGNDはファインダー側からは1つしか出てませんので実質1つとなるようです。

また、外部接続用コネクタB139もリード線が5本でています。
こちらはちゃんと5つのピンで数はあっています。
参考までにこちらのピンアサインも記します。
コネクタの一番下に来るピンがGND、それから時計回りで次がフォーカス制限信号、合焦信号、最短から無限への焦点信号、無限から最短への焦点信号となっています。

AF-SもVRも距離情報も利用してない、初期のシンプルさが、20数年の年月を感じます。

|

« 初期の天体望遠鏡(民生用) | トップページ | DXコード »

NikonF3」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DX-1展開図:

« 初期の天体望遠鏡(民生用) | トップページ | DXコード »