135mmF3.5
ニコンFマウントのレンズで最も早い時期から出されていた自動絞り交換レンズの1つに135mmF3.5がありました。
このレンズは都合2回の光学系変更がなされAi-S化されて1980年代終わり頃まで発売されていました。
135mmは当初はS系の光学系を持ったF値3.5の物のみでしたが、後にF2.8と2/3段明るいレンズが出て、さらにF2.0の大口径レンズまで揃った頃はこのF3.5レンズは最も安価な小型軽量望遠レンズという位置付けとなりました。
1959年の初めのレンズは3群4枚構成で最短1.5メートル、1969年5月に出た新型は同構成で最短1.5メートル最小絞りが22から32へ、これが出た際パッケージにも「New」の赤い文字が追加され旧製品との識別をしやすくなってました。これはマルチコート化され更にニューニッコールまで続きました。Ai化された時に出た物は更に光学系が見直され、4群4枚構成で最短1.3メートルとなり、フードも組み込み、軽量コンパクト化も進みました。
画像は最終モデルの仕様などです。
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コメント
135mmF3.5は、私が一番最初に購入したニッコールレンズです。
私の購入したのはNikkor-Q auto 135mmF3.5 で、当時は、50mmF1.4と135mmF3.5の2本で様々なものを写して喜んでいたのを覚えています。
勿論、今でも現役かつお気に入りのレンズです。
1959年に出た135mmF3.5ですが、レンズ構成が3郡4枚だと思っていましたが4群4枚でしたか。
4群4枚になったのはAiレンズからだと思っていました。
また一つ勉強になりました。
投稿: take9 | 2008年6月21日 (土) 17時39分
take9さん、今回調べた私の資料が間違っておりました。
確かに1959年から発売されていたレンズは3群4枚構成でした。1969年に変更になったのは最小絞りが22から32への変更が主でレンズ構成は変わってませんでした。
早速訂正させていただきます。間違った情報で混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
投稿: MARU0 | 2008年6月22日 (日) 17時01分