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携帯光電話

光電話といっても、光ファイバーを利用するIP電話のことではありません。

実は昭和初期の頃、まだ、戦地で無線式の電話が無い頃利用されていた通信機の事です。
日本光学工業も、この、光電話で変調部などの開発に携わっていたようです。(電球、光電管は東芝、増幅器は北辰電気)

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画像は野戦用携帯光電話器とその光学系、歩兵連絡用小型光電話器の光学系です。
これらは昭和12~3年頃制式採用され多量に生産されたようです。

野戦用携帯光電話器は手回し発電機と本体を常時2人で操作していたとの事です、同時に送受話可能で、最大到達距離は昼間は4000メートル、夜間で6000メートル、赤外フィルターを使用した場合それぞれ20~30%到達距離が短くなるとあります。
光学系は対物レンズ有効系が100mm、焦点距離350mmF3.5、ファインダー倍率8倍 32mm、
可変スリットによる機械変調方式とのことです。

また、歩兵連絡用の方は本体、増幅器、電池など機材すべてを1人で扱い、昼間到達距離は2000メートル、夜間で3000メートル、赤外フィルター使用時はそれぞれ20%程度短くなるとあります。

しかし、どのくらいの重量があるか分かりませんが、運ぶのも大変だったろうし、通信時、赤外線を使ったとしても僅かな可視光は出ていたでしょうから夜間などではそれを標的にされたりして、当時の通信兵は大変だったでしょうね。

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