ブラックボディ
ニコンカメラは古くからブラックボディのカメラを出していました。
しかし、レンジファインダー時代の当初は特殊カメラの位置付けで、一般のアマチュアカメラマンが普通に購入できるようになってきたのは、ニコンF以降ではなかったでしょうか。それでも、初期は価格表にも載ってなかった事から、プロ向けの位置付けだったように思います。それが割合入手し易くなってきたのは67*万台辺りからではないでしょうか。
その、ニコンFのクロームとブラックのボディの割合がどのくらいなのか知りませんが、何の根拠も無い私個人の印象では10~20%程度のブラックボディがあるように感じています。
それが時代と共にブラックの割合が増えて来て、ニコンF2では50%程度ではないかと思っています。(白黒別の製造番号もほぼ同じ進み具合ですし)
価格差は初期はブラックが2500円ほど高価でしたが、後には5000円ほどに広がっていたように記憶していますが、それでもブラックの比率が高かったのは、これも想像でしかありませんが、フォトミック系ファインダーがブラックしか無い事も起因しているように考えています。
実はクロームとブラックの色違いを作らなければ、ブラック塗装のみの方がコスト的には有利だと聞いています、その時代のブームやデザイナーの発言力なども影響するのでしょうが、市場調査から出した結果でしょうか、ニコンF3ではスタンダードモデルはブラックのみとなりました。
さて、このブラックのみで発売された初のカメラは何だと思いますか?
たぶん(汗)、ニコマートELWだと思います、他に何かあったかなぁ・・・
え?ニコノス・・・・全天カメラ・・・・(^^ゞ ま、35ミリ判SLRではたぶん先のニコマートELWでしょうね。
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