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ニコン教室1 エル・ニッコール5cmF2.8

画像は1960年2月の各カメラ雑誌にニコンが出した広告の1ページです。
Nikon1a

これは12回のシリーズで「Nikon教室」と題して掲載されました。
その第1回目にエル・ニッコールが取り上げられました。

エル・ニッコ-ル5cmF2.8は昭和30年(1955年)12月に出図、翌年はじめに試作され、当時最も明るい35ミリ判用引き伸ばしレンズでした。開発意図は、近年のカメラ及びレンズの高性能化に対応した引き伸ばしレンズの必要性が高まったからとの事でした。

広告の説明にあるように、第1面レンズを大きくし、開放絞りでも口径食を抑えた設計になっていました。
また、基準倍率を8倍として、この辺りで最も収差の補正が良好になっていました。
当時の印画紙の波長感度曲線に合わせて、色収差などを補正され、その感光波長域に於いて、透過率の良好な硝材を使っているそうです。

私が自前の暗室を持つようになったのは1980年代の初め頃でしたので、その当時は既にデザインなどがリニューアルされた物と、RA-350専用の物を使ってましたが、やはり、こちらもその当時の感光材料に合わせた補正改良がなされていたと推察できます。
今では、暗室に入ることもありませんので、その後これらレンズは接写に使われてましたが、それも遠い話になってしまいました。

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