リングライト
ニコンではSB-1関連アクセサリーとしてリングライトが2種用意されていました。
SB-1のヘッドユニットを電源部としレンズ先端にリング状の発光部を取り付け近距離において無影撮影ができました。こちらも早い時期に型番が振られ、近接撮影用でレンズ先端(アタッチメントサイズ52mm)の付ける物がSR-1、レンズを逆向きに付けさらに接写した場合に用いる物がSM-1でした。
その後ニコンF2の時代に入り、メディカルニッコールと共通の電源部を用いるリングライトユニットが発売されました。こちらはSR-1やSM-1同様にレンズ先端と後端に付ける物で、SR-2とSM-2の型番が振られました。
下の画像は「ニコンの世界」に紹介されていたSR-2とSM-2です。
ニコンF3以降、スピードライトのTTL調光が一般的になり、マニュアル発光でしか使えないSR-2などに替わりSB-21となり、リング状の発光ユニットの姿は消えてしまいました。
上記リングライトSR-2を一時屋外でもマイクロ200mmなどと共に使ってました、フル発光と1/4の2種ですので、絞りによる段階露光などを使いますが、深度を稼ぎたい時などは調節しきれない場面も出てくるなど露出の調節が煩雑で、さらに外部電源のLD-1も結構重いし嵩張ります、結局SB-21が出てきた時以降はお蔵入り状態となってしまいました。
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