Ai化・・・
上の画像は31年前、ニコンがAi化した時の説明(一部分)です。
当時は従来のレンズとの互換性を相当重視してましたので、Ai仕様発表当初のカメラ(F2、EL2、FT3)は全てAiレンズとの連動レバーを倒して(F2は格納?して)解除する事が可能でした。また、その後のFM、FEまではそれが保たれていましたので、上の説明はまあ良かったのですが(汗)、EM以降からなし崩し的に互換性が薄れていったように感じています。
とはいえ、AF化され、さらにAF-SやVRなどまで導入するにあたり、さすがにニコンF当時のカメラやレンズとまでの互換性を完全に保たせるのが厳しいのは分かります、むしろFマウントをよくここまで引っ張ってこられたなぁと言うのが私の感想です。(絞り環まで無くなってほぼ別物にはなってますが・・・)
そうそう、従来レンズのAI改造を20年間続けていたのも、ニコンならではなかったでしょうか。おそらく他のメーカーではここまで面倒を見てくれなかったように思います。
| 固定リンク
「Nikon etc.」カテゴリの記事
- カメラ名を当てて下さい。(2014.09.23)
- フジカラー広告(2014.09.22)
- 1960年頃の月販定価と月々の支払額表(2014.09.14)
- 簡易複写装置(2014.09.12)
- 永久保証(2014.09.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
> おそらく他のメーカーではここまで面倒を見てくれなかったように思います。
はい、私もそう思います。
さらに、AFレンズにも有償で爪付けをしてくれますが、私はそれがニコンの良心だと思っていました。
しかし、それなのに、Gレンズでは見事に裏切ってくれましたね。
廉価版レンズの絞り環を省略するのは、コスト削減、コンパクト化、誤操作防止のいずれの点からも、賛成できます。
しかし、元々大きくて、高価なレンズまで、絞り環を省略するのは、私には納得できません。
こんなつまらないところで互換性を放棄するのなら、何のために、口径で不利なFマウントを継承したのか。
互換性に拘らなければ、C社に遅れをとることも無かっただろうにと思うと、悔しさが込み上げてきます。
また、互換性を無視するのなら、機械式の絞り連動レバーも、電気接点に変えてしまう方が、よほど合理的です。
(既に可能になっているはずです。)
私はこの無意味な裏切り行為が許せないので、Gレンズは一切買わないことにしています。
使いたくてたまらないナノクリスタルコートのレンズも我慢しています。
今からでも、絞り環を復活させることは可能なはずですが、ニコンの社員は、もう有り得ないと言っています。
MARU0様は、Gレンズを許容されていますでしょうか?
投稿: スポック | 2008年4月29日 (火) 11時15分
絞り環を必要とするFM10以外の新しいカメラが出現しない限り、それもメインとなるような機種でない限り、復活はありえないでしょうね。
また、高級レンズもVR化と同時にG化が進み、ますます絞り環の肩身が狭くなっているように感じています。
使いたいレンズがGレンズでしか発売されないとしたら、私はその為に付けられるカメラも用意すると思います。しかし、今のところは古いレンズの味というか描写を気に入っていますし、幸いそのようなレンズが現れないので経済的にも助かってます。(笑)
実は「PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED」はチョイと心をくすぐられました。
まあ遅かれ、早かれ、ニコンを使い続けるのであれば、許容というか容認せざるを得ないでしょう。
「あくまでも互換性を重視したプログラム」のコピーが今は昔の遠い話になってしまいましたね・・・たった31年前なのに。
投稿: MARU0 | 2008年4月29日 (火) 14時53分