70年代後半のスピードライトシステム
画像は1970年代後半の一般的なニコンシステムにおいてのスピードライトのチャート図です。
SB-7の場合の注意事項にニコノスやR10/R8スーパーズームのアクセサリーシューにAS-2を着けてはシンクロ回路がショートして使用できないとあります。
これは、アクセサリーシューにホットシューが装備されておらず、金属の一体物ですからAS-2側のホットシュー接点と本体レール側の接点が短絡してしまいますので理解できます、また、同じようにニコンS系シューにAS-2を装着しても同じだと思います。
実際に試してみましたが、装着した瞬間にやはりショートして発光してしまいます。
よくできているのが下のSB-8をニコノスやR10などに装着した場合、シンクロコード経由だとOKとあるところです。
私は生憎SB-8を持ってないので試す事ができませんが、一般的なストロボで考えますと、こちらもアクセサリーシューのレール部分とホット接点が短絡した瞬間に発光してしまうのではないかと思うのです。しかし、微妙にそれらアクセサリーシューでは中央部が凹んでおり、スピードライト側のホット接点が接触しなかったり、レール部分が狭くスピードライトのレールがあたる側面の接点に接触しないようになっていたりします。
それがISO、JIS、ASA、DINなどの規格準拠なのか違うのかもしりませんが、、AS-2やストロボ本体側のシューレール接触部分が金属で接点を兼ねている物などと、上のようになっていない古い?アクセサリーシューでは多分短絡してしまい使えないと思います。
| 固定リンク
「Nikon Accessory」カテゴリの記事
- ニッカ複写器II型(2014.09.24)
- 幻のニコン新型ユニバーサルファインダー(2014.09.20)
- 日本光学の新製品3(2014.08.20)
- ニコンS2用近接撮影装置(2014.08.05)
- ニコン複写器(2014.07.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
私もSB-8については良く知らないのですが、
1.シンクロコードを差し込むと、ホットシュー用の回路が切れる。
(テレビのイヤホンみたいな方式)
2.シンクロコードは直出しなのですが、それを使わないとき
(つまり、ホットシュー接点を使うとき)は、
ストロボの筐体に埋め込むようになっていて、
埋め込まないと、ホットシュー用の回路が開通しない。
という方式のものを見たことがあります。
私の手元にあるサンパックのストロボは後者です。
いずれも、ホット接点の無いシューと形状は同じです。
投稿: スポック | 2008年4月27日 (日) 00時41分
スポックさん、こんにちは。
実はSB-8は1のシンクロコードを差し込むとホットシュー接点側がキャンセルされるのかと想像してみたのです。で、SB-7で3ピンの純正SC-7で確認しましたが、少なくともSB-7ではそうではありませんでした。
投稿: MARU0 | 2008年4月27日 (日) 01時33分
> 実はSB-8は1のシンクロコードを差し込むとホットシュー接点側がキャンセルされるのかと想像してみたのです。
SB-8とSB-9の能書きに「シンクロコードをご使用の際には、必ず、シンクロコードをスピードライトに差し込んでからカメラボディに取りつけてください」と書かれていますから、おそらく、そうなんじゃないか?と私も思います。
投稿: スポック | 2008年4月28日 (月) 00時07分