レフレックスニッコール1000mmF11
35mm判用ニコンでは1000mmの望遠レンズは伝統的?にレフレックスレンズで出ていました。
初めは1960年1月発売のSマウント用1000mmF6.3でその後64年頃Fマウントの物が出て、66年に下のF11の物になりました。
500mm同様、深度の浅さと大きさ・重さが変更になった大きな理由のようです。
1974年4月にマルチコート化されましたが、このターレット式フィルター交換タイプは続いてました。
しかし、76年8月に新設計の操作性が向上した下の画像の物になりました。フィルターが39mm径で、後部ネジコミ式の為、付属品の物以外のフィルターも使え、より便利になりました。
また、フードもカブセ式の物から組み込み式になり、実質、フード分軽くもなりました。
旧タイプのレンズ説明ではフォーカシングスクリーンにG3やH3の使用を薦める文言がありますが、新タイプではそれらが適当ではないようになっているのが興味深いところです。
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