ニコンマクロフォトスタンドNB-2
1972年のフォトキナで発表されたこの拡大撮影装置は以前紹介した物とは別のレンズシステムを使うなど全てを刷新し装置も大きくより本格的な物になりました。
撮影倍率はNB-1同様で等倍から15倍程度を主倍率として設計されています。
また刷新されたレンズは等倍、5倍、10倍を基準に新設計し、被写体により照明装置は内蔵の透過照明と落射照明、垂直落射照明と交換して使え、本体も堅牢な構造とし、正確な焦点調節をする微動装置や移動積載台の装備により、カメラぶれのない高精度の撮影が可能となっているそうです。
<撮影倍率>
マクロニッコール18mmF1.4 6~13.8倍
18mmF2.8 6~13.8倍
36mmF2.8 2.4~6.4倍
36mmF4 2.4~6.4倍
65mmF5.6 0.4~2.6倍
<使用カメラ>
ニコンFマウントの一眼レフカメラ
<照明>
ライトボックス(100Wヨウ素ランプ)
ニコンスピードライト、ニコンマクロリングライト使用可能
<サイズ/重量>
スタンド230×265×485mm7.7Kg
ライトボックス230×265×70mm6Kg
余談ですが、接眼部までの高さが60cm以上あります、普通のデスクの上に設置しますとファインダーを覗き込むのに台が必要に感じます。写真のようにフォトミックファインダーではなく、ここはDW-2を着けて欲しかったところです。
| 固定リンク
「Nikon Accessory」カテゴリの記事
- ニッカ複写器II型(2014.09.24)
- 幻のニコン新型ユニバーサルファインダー(2014.09.20)
- 日本光学の新製品3(2014.08.20)
- ニコンS2用近接撮影装置(2014.08.05)
- ニコン複写器(2014.07.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント